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新潟県新潟市・新発田市の印刷会社・(株)福島印刷のブログです。

桜だより

桜のたよりが聞かれるようになりました。
関西に住む友人が、家の近くの桜をホームページにアップしていて、そんな季節なのをすっかり忘れていたことに気付かされました。
新潟市近辺は、まだ時折寒い日があるものの、気温が上がっています。
娘を抱き、息子を連れて散歩に出ると、道ゆく人みんなが笑っています。
農作業の手を休めているおばさんも、庭の手入れをしているおじいさんも、犬の散歩の中学生も、みんな爽やかにあいさつをしてくれました。
北国に住んで10年余り。冬の寒さが厳しいほど、春の喜びが大きいことを知りました。
降り注ぐ太陽の日差しを浴びるだけで、私たちはすでに多くのものを与えられていると感じます。
桜前線が北国に届くのもあとわずか。すべての人が心穏やかに桜を愛でることができる日本であるように、切に祈ります。
季節の便り
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品薄に思う

東日本大震災以来の品薄が、徐々に解消されてきました。
まだまだ被災地では十分でないようですが、新潟市近辺では、スーパーの棚に商品が戻ってきています。
今回の品薄にはいろいろなことを考えさせられました。
多くの日本人が、ほしいものが買えなくなる日が来るなど、思ってもみなかったのではないでしょうか。
首都圏の計画停電の影響を受けているもののほか、いまだに品薄が続く商品の中には、工場が被災したケースも多くあるようです。
紙おむつを捨てるときに止めるテープ部分や納豆の容器など、工場の生産がまだ回復せず品薄につながっているものが、新聞で報じられていました。
当たり前のことですが、例えば食品であれば、生産者がいて、加工する人がいて、容器を生産する人もいるー私たちの生活がいかに多くの産業とそれに携わる人たちに支えられているか、ということを実感しました。
商品が補充されないままの空いた棚を見ると、この品物がたどってくる道のりを思い、そこに生きる人たちの暮らしが早く元通りになるように願います。
日々つれづれ日記
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