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新潟県新潟市・新発田市の印刷会社・(株)福島印刷のブログです。

天草の恵み

熊本の知人から、天草のブリをいただきました。
天草の入江は東シナ海から出入りする潮流に恵まれ、養殖が盛んに行われているそうです。
西日本の端に生まれ育った私にとって、九州は身近な場所であり、博多から長崎、佐賀、鹿児島に至るまで数多くの場所を訪ねました。しかし残念ながら天草には行ったことがありません。
天草へのあこがれは、子供のころ、天草四郎にまつわる小説を読んだ日に始まるように思います。南蛮文化、キリシタンの歴史など、ロマンをかき立てる地です。最近はこの知人のブログを通じて、天草の美しい自然の写真を見る度に、市のキャッチフレーズである「日本の宝島」という言葉の妙に頷いています。
新潟まで長い長い旅をしてきたブリは、脂が乗ってとてもおいしいものでした。
このブリはどんな海を泳いでいたのだろうと、天草の豊かな自然に思いを馳せています。
buri
今日の料理
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出産の不思議

出産が近付いてくると、不思議に、夜あまり眠らなくてよくなります。
一人目を産んだときは、出産指南書の中に「緊張で眠れない人が増えてきます」などと書いてあり、私もそうなのかと思っていました。
しかし今回、そうではないらしいと感じています。
出産後、授乳など赤ちゃんの世話に追われても大丈夫なように、体が産後の態勢の準備をしている、とも聞いたことがあります。
一人目のときは、まさか、と思っていましたが、本当にそうかもしれません。
計ったように3時間ごとにぱっちり目が覚め、それがそんなに大変なわけでもありません。まさに「準備をしている」。そんな感じがします。
出産はそもそもプリミティブなものだと思いますが、それにしても不思議なことがたくさんあります。
それを味わうのもあと3週間。
今度はどんな対面になるのか、日々楽しみです。
妊婦日記
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エキナカ探検

久しぶりに新潟駅周辺に出かけました。
家人が仕事の打ち合わせをしている間、買い物でも・・と思っていましたが、なんとベビーカーを忘れてきたことに気付きました。
息子は靴を履いて歩くことはできますが、長時間は難しく、ましてや妊婦の私に抱っこは無理。
それでも、最近はベビーカートの置いてあるお店も多いことだし、と軽い気持ちでとりあえず駅の中へ入りました。
しかし休めるところも、カートのあるお店も見当たらないまま、隣接のビルへ。静まり返ったコーヒーショップに子供連れで入るわけにもいかず、人通りの少ない地下通路でしばらく遊ばせました。
そろそろ私も座りたくなってさらに進むと、そこに子供連れで遊べるプレールームを発見!そういえば、子供の一時預かりもやってる保育施設が隣接のビルにあると情報誌で見たのを思い出しました。
新潟市民以外も登録をすれば使えるというので、ほっと安心。
まだ新しく、きれいな施設で、小一時間ほど子供を遊ばせました。
子供を連れて、こうして時間を過ごせる施設が最近増えているようで、とてもありがたい限りです。
駅隣接という場所柄、少し子供を預けて息抜きをするお母さんもおられるかもしれません。
いつになくよく歩いた息子は帰宅後、熟睡し、やはり今日もいい一日でした。
育児日記
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誕生日の決定

出産する病院へ行き、帝王切開の手術日が決まりました。
お腹の子の誕生日は、1月31日になります。
いつがいいか、家人と何度も相談していましたが、手術の行われる日は週に何回と決まっていて、2月上旬は手術室が混みあっているーというわけで選択の余地はありませんでした。
かかっている病院は、新潟市近郊の、いわゆる基幹病院なので、手術の予定もとても多いようです。
ところで今日は、朝から息子はデイサービスへ。出産で入院するときの練習で、お弁当を持たせて6時間預かってもらいます。
そんなわけでお昼は家人と二人でラーメン屋へ。
3人で外食することはごくたまにありますが、息子の食べられるものがなくて約2年間ラーメンはご無沙汰です。
キムチみそラーメンはとてもおいしかったですが、食いしん坊の息子がいないと、おいしいものを食べてもなんだか寂しさが残ります。
家人もそれは同じだったようで、「なんか寂しいね」と何度も二人で言い合いました。
不自由の中にも、喜びがあることを、あらためて気付かされました。
妊婦日記
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正月終了

今日から仕事はじめのところも多いようで、ご近所でもいつも通りの出勤風景が見られました。
我が家は家人が居職で、365日同じように仕事をしているので、そもそも正月気分に浸るほどではありませんが、やはり世間がこうして動き出すと気分が引き締まります。
子供のころはあまりお正月が好きではありませんでした。
おそばを食べ、紅白を見て、お餅を焼いて・・・と一通り終えていとこたちが帰ると、テレビも面白く感じられず、暇を持て余していたように思います。年中無休の書店に行っては、家族から「正月からうろうろと徘徊しないように」と注意されていました。
そんなわけで、今も正月が終わって、引き続き新鮮な気持ちで迎える日常をとても爽やかに感じます。
残ったおせちは田作りをかき揚げに、黒豆は昨年から残っていた抹茶を混ぜてパウンドケーキにし、今日の夕飯はカレー。
2011年の普通の日常が始まりました。
季節の便り
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のっぺ

今年の正月は新潟の郷土料理、のっぺを作りました。
別名「こにも」(小煮物)といいます。
この料理との出合いは、実は4年ほど前にさかのぼります。
出張で初めて新潟市内を訪れたとき、繁華街の居酒屋で注文したのがこれでした。
「何か新潟らしいもの」と頼んだのっぺは、冷たい煮物の上にイクラが乗っていて、とても不思議な感じがしたことをよく覚えています。
当時はまさかその新潟に、結婚で移ってくるとは思いもよりませんでした。
結婚後は、義母や知人が作ってくれたのを何度か食べたことはありますが、今回は自治体の出す食育関係のパンフレットを見て、分量まできっちり計って「正しく」作りました。
イクラの塩気が混じってちょうどよくなり、そうそうこの味!と思える仕上がりです。
そのパンフレットによると、例えば新発田市でも、紫雲寺地区はかまぼこではなく竹輪を入れる、豊浦地区ではなめこを入れてねばりを出す、など地域によって細かく違いがあるようです。
これぞ郷土料理。私にとっては新潟との縁を感じる思い出の料理もあります。
のっぺ
新潟の名産品
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おせち2011

新年、おめでとうございます。
今年も元旦は、おせちとお雑煮で朝ごはんをいただきます。
家人が「毎日同じものを食べたくない。正月も普通の料理がいい」と言うので、
今年は量も種類もぐっと少なくし、従って詰め方も変則的になりました。
スタンダードに黒豆、田作り、なますなどのほか、今回はごま団子に挑戦。温度を間違えると爆発するので、低温でじっくり揚げました。
さらにからしレンコンも試作してみました。先日、熊本に関する記事を読んでいて食べてみたくなりました。物産展で見かけたことはありますが、実は食べたことがありません。みそを調味してパン粉とからしを加え、レンコンの穴につめて行きます。なかなか根気のいる作業でした。
衣にもからしを加え、さらにカレー粉を少し加えて黄色を強調しています。この手法はネットに出ていました。本来のものを食べたことがないので何ともいえませんが、少なくともこれはこれでおいしかったです。
形だけ、少しだけでもおせちを整えると、新年を迎える気持ちが華やぎます。
おせち2011
季節の便り
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