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新潟県新潟市・新発田市の印刷会社・(株)福島印刷のブログです。

どうしても食べられないもの

というタイトルですが、また偏食の話ではありません。
先日、ネットで北海道の桜が咲き始めたたニュースを見ていたら、どうしても食べたくなったのが、函館の地場チェーンが販売している「チャイニーズチキンバーガー」です。
甘酢をからめた鶏のから揚げとレタスがバンズにはさまった人気メニュー。
社長のお母さんがお客をもてなすチキン料理がベースになっていると、何かで読んだことがあります。
普段はハンバーガーなど滅多に食べませんが、函館に行くたびに、どうしても食べたくなって、地元の高校生や観光客に混じって食べていました。
これほど、情報も交通も発達し、なんでも「お取り寄せ」できる時代でも、こればかりは新潟にいては難しい。人気のチェーンですが、方針なのか、函館以外に店舗を広げる見通しもなさそうです。
というわけで、作りました。
鶏のから揚げは米粉を使ってザクザクにし、はちみつ+しょうゆ+酢の甘酢にからめてみました。
十分おいしくて、家人も満足していましたが、やはりパンチの効いたあの味とはちょっと違うような気も。もっとも現地に行かないとどうしても食べられない、ちょっとした「渇望感」も余計旅へのあこがれをかきたてますが。
こんな「遊び」で、穏やかな日曜日が楽しめました。バーガー

今日の料理
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エリンギ攻略

大学に入るまでジャガイモと枝豆以外、ほとんど野菜を食べたことがなかったという驚異的偏食の家人。
結婚以来、工夫をこらした料理を並べ「野菜っておいしいんだねー」というせりふを引きだすたびに勝ち誇っていた私ですが、そんな家人がどうしても食べなかったのがエリンギ。
しいたけ、えのき、マイタケ、しめじとほかのきのこ類は大好きなのに、食感が嫌なのか、なぜかエリンギには拒絶反応を示していました。
それはそれで仕方ないかと思っていましたが、安売りのエリンギを見つけ、今日ついにテーブルへ。
料理はシンプルで片栗粉をつけてフライパンで炒め、しょうゆ:みりん:酒=1:1:1にすりおろししょうがを混ぜたエリンギの生姜焼きにしました。上には大葉のみじん切りとごまをぱらり。
家人はしょうが好きでもあるので、可能性はあるかと思いましたが、思った以上に好評。あっという間に1本なくなりました。
以前に食べ物エッセーで、偏食を直すには、原型がわからないくらいいろいろ手をかけるよりも、素材の良さを引き出すことだと書いてあったことを思い出します。我慢しながらではなく、喜んで食べてもらって、エリンギも幸せな一生(?)を終えることができたように思います。
些細なことではありますが、今日はこれがとてもうれしい出来事でした。
今日の料理
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暑い春、アスパラも空へ

新潟市近辺も一気に暑くなり、春を飛び越して夏になったかのような天候です。
自宅の庭では、昨年この欄で何度か書いたアスパラが今年も背を伸ばしています。
昨年はあまりに細く、痛々しいのでそのままにしておいたところ、ほとんど竹藪状態に。赤い実をつけ、冬の雪に倒れたのですが、今年も3本芽を出しました。
今年は昨年よりもさらに立派に太いアスパラ。
食べるかどうか迷っているうちに、あっという間に大きくなってしまいました。
ところで庭では雑草もぐんぐん。数日前、息子が眠っている早朝に起きだして草とりをしましたが、翌日にはもう生い茂る様相で、少々がっくりしました。
雑草といえば、名もない草と呼ぶのが失礼だという人もいれば、人間が勝手につけた名前で呼ぶかどうか大した問題ではないという人もいるーそんな議論が先日、新聞のコラムに載っていました。名前は記号にすぎず、愛をこめて名前を呼ぶのもよし、名を知らず愛でるのもよし、一つの生命として尊重するかどうかではないかと思います。
生物の生命力に敬服しつつ、庭を眺めるこのごろ。近く、雑草の命を礼賛し、また抜かせてもらおうと思います。
アスパラパラ
季節の便り
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チューリップの園へ

快晴続きのGW。ほとんど自宅で過ごしていましたが、せっかくなのでチューリップの園へ行きました。
新発田市の紫雲寺記念公園。日本海の近くです。
色とりどりのチューリップが咲き誇り、ミツバチもいそいそと飛び交っているように見えました。
思ったよりも人が多くなく、のんびり散策を楽しめました。
ところで公園内に旧紫雲寺潟の地図がありました。
周辺は潟だったのですね。
たくさんの地名があり、いずれも「村」がついていました。
新潟に移り1年半で、新潟市内はほとんど地名を覚えましたが、新発田市はいまだにニュースを見聞きしていると聞いたことのない地名が次々出てきます。もともと地元出身の人に聞いても、よく知らないこともままあります。
もともと小規模の村だったのが合併を繰り返して市を構成するようになり、しかし昔の地名がそのまま残っているせいなのかな、と潟の地図を見ながら思いました。
それぞれの名前が由来となった地形や文化を想像させます。
思いがけない発見がいろいろあった小旅行でした。チューリップ
季節の便り
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