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新潟県新潟市・新発田市の印刷会社・(株)福島印刷のブログです。

アスパラ企画

新潟、ことに新発田の特産でもあるアスパラの季節になりました。
コンビニで新発田産の「和風パスタ」と「ピラフおにぎり」を買いました。
地元の新発田商業高校とサークルKサンクスのジョイントで、開発された商品だそうです。このほかにピラフもあります。新潟県内で販売されていると新聞記事で見かけて、食べてみようと思っていました。
記事によると、高校側からの提案で実現。生徒たちがそれぞれメニューを提案し、200点以上の中から3点にしぼったそうです。
パスタは和風味で、アスパラのほかベーコン、キャベツ、ブロッコリーなどがトッピングされています。ピラフおにぎりはピラフの上に輪切りのアスパラが乗っています。
アスパラがもっと存在感を主張しているのかと思いましたが、両方輪切り。味はくせがなく「普通においしい感じ」。インターネット上のニュースによれば、生徒側からは外見上もアスパラだとわかりやすい、長い状態で使うものも提案されたそうですが、筋が残ることの懸念などからこうした形になったということ。
ただおいしいものを作るだけでなく、コストはもちろん味や形状も万人に受け入れられる形にすることが、企業には求められる―そういう学びの機会にもなったのではないかと思いました。
それにしても、自分が考えた料理が店頭に並ぶなんて、開発に携わった高校生は気になって頻繁にコンビニに行ってしまうのではないか、と思うとほほえましくなります。
ちなみに私が行った店舗では、それぞれ最後に残ったただひとつの商品でした。
あすぱら
新潟の名産品
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お弁当持って

今回も帰省先から新潟に戻るにあたり、両親にお弁当を作ってもらいました。
関西に住む姉は、車で帰省する度にお弁当を作ってもらい、途中のインターでは売店で買った間食にとどめ、自宅に帰ってからの夕ご飯にするのが通例。私もちゃっかりした姉に倣うことにしました。
姉とよく一致しますが、料理自慢の父の作るものは、シンプルであるのに妙においしく、なかなかまねができません。今回はゴーヤとトリささみのてんぷら、卵焼き、厚揚げの煮物など。
おにぎりは母の担当。このおにぎり、家人が「お金を出しても買えない」と絶賛するおいしさです。普通のおにぎりなのですが、試行錯誤してもまねできません。子供のころ、ひどい風邪をひいたとき、プリンだなんだをひとしきり吐いたあと、このおにぎりをリクエスト。しっかり消化し、回復したことを思い出します。
70歳近い両親に作ってもらったお弁当。いくつになっても親の愛情はありがたいものです。
べんと
今日の料理
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田植え

昨日、実家の田植えでした。
といっても、今は近所の方にお願いして機械でやっていただいているのですが、大雨で待ちかねただけあって、雨上がりの明るい空の下、緑の苗が整列していく様子はとても清々しく感じられました。
噴水、海、川、泉、お風呂に至るまで、水というものは、どんな形態でも、人の心を癒してくれるものです。でもその中でも、田植え前から直後の水田がとても好きです。
田の面(も)に映る雲や山影は、見慣れた風景が投影されているに過ぎないはずのなのに、別の国が映っているかのように見えます。この世界には、もしかしたら人間の肉眼では見えない別の世界があるのではないかーそんな想像すらしてしまいます。
カエルの大合唱を聞きながら眠るのも、今夜が最後。明日はやはり田植えがほぼ終盤にさしかかっているであろう新潟へ、帰ります。
季節の便り
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短歌はじめました

短歌を作り始めました。
もともと、言葉の表現体として興味がありましたが、「サラダ記念日」を読んだことがある程度。
それが最近、ネットで大宰府をテーマとした作品を目にし、試しに返歌の形で自分で作ってみたら、これが結構面白かったのです。
短歌を作る目になると、周囲の風景が変わるのが新鮮でした。視覚でとらえる風景や思いが31文字で表現できたときの、パズルがはまる感覚が気持ちいいものです。
語句の活用変化も曖昧なことがままあり、「短歌仕様の語彙」がそもそも少ないこともあって、言いたいことが出てこないもどかしさも感じますが、子供の相手をしながら紙とペンを手元に置いていることが多くなりました。
歌意を測りかねるモダニズム系も面白いですが、新潟市出身の会津八一のように、頭の中に情景がくっきり浮かび、目にする人の時間空間を超えさせる作品が、個人的にはお好みです。
実家に帰ってきて作ったのはこんな歌。「ふるさとの 空気に触れし わがほほは 雄弁にして すべらかなりけり」
失礼しました。
日々つれづれ日記
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故郷の風景

新潟市から約1000キロ、飛行機と新幹線を乗り継いで、瀬戸内にある実家に帰りました。
新緑の季節、見るものすべてが躍動しているような感さえあります。
新潟をはじめ、日本海側の厳しさに耐えているような自然も風情があって美しいですが、瀬戸内には陽気な男性のような開けっぴろげに明るい雰囲気があります。広葉樹が多いせいでしょうか、自然を表現するにはナンセンスかもしれませんが、同じ緑でも妙に福々しいのです。
住んでいた18歳までは、ただの田舎町にしか思えませんでしたが、ほかの町、ことに都市部に住んで、却って良さが分かってきたように思えます。
昔、子ども会の当番で、水やりをしていた花壇が、変わらぬ美しい花を咲かせていました。管理しているのは、少子化を反映してか、老人クラブになっていましたが、夏の日の夕方、ホースを引っ張って水をまいていたことを思い出しました。
時々、立つ位置を変えると、見ている空間だけでなく、時間の軸も変わります。そこでの発見は、またもとの位置に戻ったときに思考の幅や視点を変えてくれる−帰省ひとつにちょっと大仰ですが、そんなことを考えました。
日々つれづれ日記
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1コインコンサート

知人がりゅーとぴあの1コインコンサートの話をしていました。
平日の昼間のコンサートで、上演は1時間。チケットレスで、入場の際に500円を払えばいいという簡潔なシステム。思い立ってすぐ行けること、時間も料金も手ごろで構えずに行けることなどで好評なようです。
一般的なクラシックコンサートはほぼ2時間。物理的な意味で「長い」のはもちろん、2時間は「どっぷり感」があり、日常に戻るのにある程度の疲労を伴います。もちろんそれがよいわけですが、敷居が高いのも事実。先日のラフォルジュルネも45分のプログラムが散発する形式でしたが、愛好家のすそのを広げる意味でも、「ちょっと立ち寄って本物を聞く」コンサートが増えたらいいな、と思っています。
ところでりゅーとぴあでは、公演によって、6カ月以上の子供の託児サービスを行っています。「1コイン」もこれを利用すれば聴けるのですが、きっと気になって音楽に集中できないだろうと思うと、なかなか踏み切れないまま、今に至っています。
日々つれづれ日記
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私のふるさと

CDラックをあさっていたら、懐かしい曲を見つけました。
「私のふるさと」。歌手のう〜みさんの作詞作曲で、酒造会社のCMに使われていたと思います。
う〜みさんは以前住んでいた街の出身で、そのため地元でやるミニコンサートを何度か聞きに行きました。
一度は歌手をあきらめていた時期にスポーツで頸椎を損傷し、もう一度音楽と「出合い」・・そんな経歴がなおさら彼女の音楽に深みを与えているのかもしれません。
彼女は当時、大阪や高知を拠点に活動していて、ふるさとから離れる飛行機の中で、この曲をイメージしたと聞いた記憶があります。
自分の故郷への思いと重ねて、この曲を何度か聴きました。
このCDに一緒に収録されているのは「七つの子」と「浜千鳥」。
滅多に聞くことのない童謡ですが、しみじみ心に響きます。
日々つれづれ日記
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朝の時間

家人の仕事の性質上、朝の始動は遅い我が家ですが、最近早く起きるようになりました。
といっても子供が途中で起きることもあるので、決まった時間というわけにはなかなかいきませんが、それでも家人の寝る午前3−5時ごろに入れ替わりに起きだします。
両親が夜は早々に寝て、早朝に起きだす生活をしていたので(という話をすると、お豆腐屋さんか何か?と言われますが普通の勤め人でした)、朝型生活がよいとはわかっていましたが、なかなかできませんでした。
それが起きられるようになったのは年のせい・・・というより、時間の大切さを身にしみて感じるようになったからだと思います。
不思議なもので、同じ1時間、2時間でも朝であれば、とても効率よく使えます。掃除、洗濯など家事はもちろん、読書、書類の整理、知人に手紙を書くーなど一気に片付いてしまいます。このブログも朝UPすることが多くなりました。
今朝も日曜の朝の惰眠を貪りたい誘惑に打ち勝ち、5時からいつもの家事全般に加えて庭の草むしり、床磨き、加えてカステラまで焼いてしまいました。
新潟市近郊は快晴。お得な感じのする、気分の良い朝です。
日々つれづれ日記
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本を選ぶ

以前の職場の同僚の奥さんから何年かぶりにメールで連絡がありました。
近況とともに書いてあったのは「子供がちょっとだけ手が離れて何か本を読みたいのですが、読書が苦手です。どんな本を読んだらいいかお勧めはないですか」という内容でした。
お勧めの本はいくつかあるのですが、明らかにニュアンスとしては小説を読みたいという雰囲気。自分の手持ち以外にも、新潟市内の大きな書店でいろいろ吟味して、かれこれひと月ほどたちます。
本の良しあしは感性に大きく左右されるので、自分がいいからといって簡単に勧められないのが難しいところです。書店業界なども巻き込んで一時期、さかんにPRされた「本を贈る日」がいまひとつ定着しなかったのは、やはり気軽にプレゼントできないものだからだと思います。
というわけで選ぶ過程で今読んでいるのは、庄野潤三氏の「せきれい」。子供たちが独立し、山の上の家で過ごす老夫婦の物語です。花を愛で、童謡を夫がハーモニカで吹き、それに合わせて妻が歌うーそんな穏やかな日常の風景がつづられています。
ピアノの上に飾った両親の写真に、いただきもののおいしいカレー缶でつくったカレーライスを供え、早く味をみたいのだけれども「あんまり早く下げては仏様が食べられないよね」と下げようとした手を止めるシーンが好きでした。
そろそろお勧めの本を書いた手紙と、何か一冊プレゼントしたいと思っていますが、こんなわけでもう少し時間がかかりそうで、それはそれで楽しんでいます。
日々つれづれ日記
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光熱費もダイエット

先月分の電気代の請求が来ました。先月はその前の月の約20%削減!
我が家は家人の仕事の道具が大量に作動しているので、一般のご家庭よりも電気代がはるかにかかるのですが、新潟市近郊の気温がぐっと上がり、暖房の使用量が大幅に減ったことが大きいようです。しかし省エネを心がけているのも事実。
今の家の引っ越してからまだちょうど1年なので、昨年とは比べられませんが、少し前からつけはじめたグラフが下降しているのを見ると、とても気分が良いです。
「はかるだけダイエット」というのが一時期はやりました。確か、毎日同じ時間に体重計に乗って計量し、グラフに記入することで行動修正を図るものだったように思います。
光熱費も同様で、記録し、グラフ化し、視覚に訴えることで、省エネを心がけるように行動が変わってくるように思います。
ちなみに水道料金は、自治体の料金体系が変わったこともあって10%超のUP。風呂の水の洗濯への活用を時々、さぼっていたせいかしら、と反省しつつ、今月は・・と決意しています。
日々つれづれ日記
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