おせちあれこれ
2009.12.31 Thursday 17:27
大みそかも正午を回って、ようやくおせちを完成しました。
今回は実は一人でつくる初おせち。
スタンダードに黒豆、田作り、栗きんとん・・などのほか
鶏の胸肉を開いてクリームチーズとジェノベーゼソースを塗って蒸したジェノバロール、イチゴのババロアなど作ってみました。
本来、一の重は口取り・祝い肴、二の重は焼き物・・などと決まっているようですが、うまいことおさまらず、結局、入るところに詰めた感じも。
ところで、小さいころは、子供心にもおせちってなんで子供が好きなものがないんだろうと思っていました。
喜んで食べたのはハムと栗きんとんぐらいで、特に数の子にはパイナップルと思い込んで食べて青ざめた苦い思い出が。
早く普段の食事に戻ればいいと思ったものでしたが、今はこういう「ハレ」の非日常がまた楽しく思えます。
おせちに保存がきく料理が多いのは、女性が家事を休むためというほかに、
台所を騒がせず、お迎えした歳神様がゆっくりお休みになれるように、
という意味があるそうです。
以前は分かりませんでしたが、今はこういう季節の決まりごと、
日本に根付いた文化がとてもいとおしく思えます。