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新潟県新潟市・新発田市の印刷会社・(株)福島印刷のブログです。

おせちあれこれ

おせち
大みそかも正午を回って、ようやくおせちを完成しました。
今回は実は一人でつくる初おせち。
スタンダードに黒豆、田作り、栗きんとん・・などのほか
鶏の胸肉を開いてクリームチーズとジェノベーゼソースを塗って蒸したジェノバロール、イチゴのババロアなど作ってみました。
本来、一の重は口取り・祝い肴、二の重は焼き物・・などと決まっているようですが、うまいことおさまらず、結局、入るところに詰めた感じも。
ところで、小さいころは、子供心にもおせちってなんで子供が好きなものがないんだろうと思っていました。
喜んで食べたのはハムと栗きんとんぐらいで、特に数の子にはパイナップルと思い込んで食べて青ざめた苦い思い出が。
早く普段の食事に戻ればいいと思ったものでしたが、今はこういう「ハレ」の非日常がまた楽しく思えます。
おせちに保存がきく料理が多いのは、女性が家事を休むためというほかに、
台所を騒がせず、お迎えした歳神様がゆっくりお休みになれるように、
という意味があるそうです。
以前は分かりませんでしたが、今はこういう季節の決まりごと、
日本に根付いた文化がとてもいとおしく思えます。
季節の便り
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巣ごもり

巣ごもりテレビのニュースによれば、今年の年末年始は「『巣ごもり』狙い」。
レンタルショップでは100円レンタルが盛況、おせちも価格をやや下げ、「当日買い」を狙った商品が出るのが特徴だそうです。
子供が小さく、どちらかというと、日常的に「巣ごもり」なわが家ですが
年末年始も例外でなく、初詣に外出する以外は、ほとんど自宅にいる見込み。
スーパーは元旦から営業しているので、昔のように買いだめなど必要ないのですが、なぜかあまり出かけたくないという気持ちが働き、いろいろ買いそろえてしまっています。
今日はおせちの準備をしつつ、家人の誕生日ということで、あれこれ作っていたら、ほとんど台所にいた一日となりました。
といっても厚揚げでカサ増ししたミートローフ(パン粉の代わりにふっくらしたつなぎの役目を果たすそうです)、ジャガイモのバター醤油炒め、ケーキ型で作って具はあり合わせのチラシ寿司といった感じです。
イチゴと黄桃のケーキは、昔、家庭科で作ったような仕上がりとなってしまいました。
「巣ごもり」とは、少し前に「当たり前だったこと」に、回帰することのような感じがします。それに結構、楽しいです。
今日の料理
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よいお年を

クリスマスが過ぎ去り、あっと言う間に今年もあと数日となりました。
ようやく大掃除に手をつけ、今日はおせち料理の準備を開始。
まずは黒豆で、豆というととりあえず一晩水につけて煮る、と思っていましたが
いったん調味料と水を煮立てた鍋に洗った豆を入れて
5時間以上置いてから煮るというやり方がよいそう。
今年はそうしてみました。
またお雑煮に向けて、鮭を焼きつけにしました。
「新潟のお雑煮」でネットに出ていたやり方ですが、鮭を焼いたあと、酒としょうゆに1週間以上漬けておいて、お雑煮の具にするというもの。
こちらも楽しみです。
この時期になると、知人との挨拶やメールの文章でも「よいお年を」という言葉が飛び交います。
今年一年、いろいろあったかもしれないけど、ま、水に流して来年はもっと幸せにー。そんな気持ちになる「よいお年を」。なんともやさしい響きがある言葉です。
季節の便り
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クリスマスカード

中学時代の同級生からクリスマスカードが届きました。
彼女は音大の付属高校へ進学し、大学卒業後はピアノを生業としています。
何年かやり取りが途絶えていましたが、2年ほど前に私が住んでいた街で彼女が
コンサートを開き、再会しました。
バイオリニストの音大同窓生とのデュオコンサートで、かなりマニアックな選曲でしたが、プログラムに記されていた聴衆への型にはまらないメッセージがとても温かく、またステージの彼女がとても輝いていて、今も心に残っています。
来春には同じ街でスプリングコンサートを企画しているそう。
新潟でも演奏を聴けたら、と返信を出しました。
日々つれづれ日記
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のだめカンタービレ

「のだめカンタービレ」がテレビで放映されていました。
ピアニストを目指す音大生の「のだめ」を取り巻く人々を描いたクラシック漫画が原作です。
原作を読んだのは数年前。天才でありながら、病的に掃除が苦手で、のんきな「いいやつ」ののだめのキャラクターに笑いながら、一気に文庫本を読み終えました。
クラシックファンのすそ野を広げたともいわれるこのアニメ。
音楽関係の知人は、コンサートのあとに「のだめに載っていた曲だ!」と声をかけられたこともあるといいます。
ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番、ベートーベンの交響曲第7番、ラプソディーインブルーなど、ストーリーに登場する曲が無性に聞きたくなり、また不思議に新鮮に聴こえます。
音楽の入口はいろいろだと、あらためて思います。
日々つれづれ日記
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雪の日

全国的な寒波で、新潟市と近郊でも雪になりました。
朝、窓をあけると一面銀世界。
いつもと変わらず、通勤や通学の人の姿があるのに、なぜか雪の日は
静けさを感じます。
また不思議に、人と人の心の距離が近くなり、道行く人同士が
「寒いですね」などといつも以上に言葉を交わすのも、雪の日の不思議です。
タイヤをスタッドレスに替えていなかったので、今日は外出はやめて
「ひきこもりの日」に。
たまっていた片付けがはかどりました。
3か月の息子に温かい服を着せ、少しだけ玄関先に連れ出しました。
「これが雪だよ」と少し手に握らせましたが、「ふーん」という感じで
特に反応はなし。
初めての雪は、彼の目にどう映っているのでしょうか。
季節の便り
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赤ちゃんホテル

新潟市から約700キロ離れた関西のホテルに泊まりました。
生後3カ月の赤ん坊連れ。ネットで「赤ちゃん専用プラン」があるのを見つけました。
客室にはベビー布団やベビーシャンプー、紙オムツ専用ゴミ箱が備えられ、ベッドも低めの高さ。哺乳瓶の洗浄グッズや調乳セット、フロアには哺乳瓶が消毒できるように電子レンジも。ベビーカーは無料貸し出し、バイキングの朝夕食には離乳食まで!!
すべてが子供を意識して作られ、至れりつくせりでした。
このホテルはレジャー施設に隣接しているため、泊まりがけで遊ぶ家族連れを見込んだようです。金曜日の夜でしたが、勤めが終わってからなのか、やや遅めの時間に続々と家族連れが訪れ、にぎわっていました。
赤ん坊連れの旅は荷物も多く、ほかの人に迷惑をかけないよう気も使うものです。設備もさることながら、スタッフの方が息子に話しかけたり、写真を撮ってくださったおかげでとてもうれしく、気持ちよく過ごせました。
育児日記
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懐かしいものもの

新潟市から700キロ、車の旅をして、西日本の姉の家を訪ねました。
新しいキッチンで、姉が取り出したのは、見覚えのあるアルミの弁当箱。
小さくて、花の模様が入っています。
見覚えがあるはずで、姉が幼稚園のころの弁当箱でした。
「捨てられんの」と姉はいい、今も使っているそうです。
また「寒いね」と言ったら出てきたのは、これまた見覚えのある毛布。
実家のコタツで長年、使っていた毛布でした。
とても懐かしくなり、心が温まりました。
ひとつ、ひとつの物を愛着を持って使っているのが姉らしく、変わらない。それに異なる地域、場所でも家族の歴史が脈々と生きているような、そんなうれしさがありました。
ひるがえって私は、飽きてはポイ、だった気が。ちょっと姉がうらやましくなって、実家に置きっぱなしになっている昔の食器を引き取ることにしました。
日々つれづれ日記
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お弁当

一人暮らしをしていたころ、実家から居住地へ帰るとき、毎回のように父が「弁当持っていくか」と聞いたものでした。
たいていは、朝早く実家を出て帰っていたので、朝ごはん、もしくは昼ごはんにという親心。でも、適当に食べる、とほとんど断っていました。
弁当箱を下げて長い時間旅するのが億劫だっただけでなく、お弁当の持つ愛情の重さがちょっと苦手だったのかもしれません。何にも縛られず、お腹が空いたらコンビニでも売店でものぞけばいい、そんな気持ちでした。
それが今では、よほどのことがない限り、外で買ったものを食べることがなくなりました。赤ん坊連れで出かけることが多いせいもありますが、外で食べざるをえないときも弁当持参。ポットに入れたお茶とコップもバスケットに入れてよく持ち歩きます。
使い捨てが楽であり、その身軽さがかっこいいことのように思っていましたが、そんなてっとり早い生活には逆に疲れてしまったように思います。今の方が何となく、毎日を大切に生きている気になります。
先日、西日本から新潟市を訪れた父が帰る際、自分で作った弁当を渡しました。
父はそれこそどこかで買うか、自宅に帰って食事を取ろうと思っていたかもしれませんが、急いで過ぎし日の罪ほろぼしをしたい心境でした。
日々つれづれ日記
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クリスマス

飾り新潟市内に住む知人に誘われて、石鹸をクリスマスカラーのオーガンジーで包んだ飾りを作りました。
市販のキットを使い、小さな綿とビーズで雪だるまを作ります。
毛糸を巻いて、マフラーのように見せる作業に、思ったより時間がかかりました。
あとは石鹸をバランスよくオーガンジーで包み、赤いリボンを結んで完成です。
工作の類は久し振りでしたが、30分余り、集中して楽しめました。
考えなくてもいいことまで考え、左脳ばかり使っているより、たまには右脳を使って、あるがままの美しさを味わうのがいいと、誘ってくれた知人が言います。
確かに日々に追われていると、思考を止めて目の前の物を素直に見て、感じる時間が貴重なように思います。
小さなクリスマスツリーと並べて部屋に飾り、12月らしい気分になりました。
季節の便り
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