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新潟県新潟市・新発田市の印刷会社・(株)福島印刷のブログです。

大地の恵み

前日に続き、野菜ネタですが・・。
北海道・十勝に予約注文していた朝もぎトウモロコシが、本日届きました。
おいしいと地元でも評判のトウモロコシです。
今年の北海道は雨が多いと言われ、天気予報を気にしていましたが、十分な出来でした。
この朝もぎトウモロコシ、新潟に着くまでに収穫から一日ですが、すぐゆでないと味が落ちてしまうと言われています。すぐ食べられなければゆでて冷まして、ほぐして冷凍しておくのがよいそう。
知人に早速おすそわけしましたが、しつこく「一刻も早くゆでて」とお願いしたためか、30分後にはもうゆで終わったというメールが届き、ほっとひと安心。
先端7−8センチくらいは生で食べられるということで、試してみましたが、中から汁が飛び散り、えぐみもない驚きの味でした。ちなみにゆでるときは、トウモロコシのひげを一緒に入れるとよいそう。ひげにはおいしいエキスが詰まっているそうです。
ゆでたてのトウモロコシは、家人がビーバーのような勢いでたいらげてくれました。
新潟でも新米収穫の便りを聞いたばかり。こちらも天候が心配されましたが出来は例年並みにとてもよいそうですね。
秋はことさらに大地の恵みを感じます。おいしいものが出回るうれしい季節になりました。
morokoshi
季節の便り
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野菜高騰

野菜の値段が高騰しています。
普段の食事には、ジャガイモ、玉ねぎ、にんじん、キノコ類、大根など何種類かの野菜を常備し、それに季節の野菜や魚、豆腐などを組み合わせて料理を作っていますが、最近は明らかに予算をオーバーすることがままあります。
天候異変が主な原因のようですが、この季節の楽しみの枝豆も例年の2倍くらいの印象。スーパーなどのチラシの安売りチェックにも余念がありません。
そんな中でよく利用するのが、農産物の直販所。農家の方が持ち寄った野菜なので価格が抑えられているほか、地元産のものばかりで安心して食べられます。
先日も新潟市北区にある小さな直販所を訪れたところ、大半の品は
100円か200円という安さ。その上、お店の方がとても親しみ深くお勧めを教えてくれたついでに、世間話などしてしまいました。
こういうお店は不思議に客同士の距離も近いのが特徴。野菜を手にとって吟味していると、年配の女性に話しかけられ、料理方法を教えてもらいました。
売られている種類は決して多くありませんが、それゆえに旬がよく分かり、またとても豊かな気分になれます。
地産地消は、頑張ることではなく、自然なことなんだなあと気づかせてもらいました。
季節の便り
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高校野球

明日23日は、高校野球で新潟県勢初の決勝進出をかけて、日本文理が県岐阜商と対戦します。
高校野球というのは、不思議に郷土愛をかきたてますよね。
野球の名門校ほど、幅広い地域から選手が集まり、年々地域色のあるチームは減っていると思われますが、それでも在住地域の代表となると、応援に力が入ります。日本文理の準々決勝の際も、家電量販店のテレビコーナーに「観戦者」が鈴なり。立ち寄った病院では、看護師らスタッフも待合室のテレビが気になる様子でした。
かくいう私も、小さいころ住んでいた西日本の県代表が決勝に勝ち進んだときは知りえる限りのありとあらゆる神仏に勝利を祈った記憶があります。その後、いくつかの地域に引っ越しましたが、在住地域の代表チームの動向は、どこへ住んでも気になります。
高校野球は、投手をはじめ選手のレベルが昔より向上した感はありますが、ちょっとしたミスから試合の流れが大きく変わったり、一本の安打がチームを勢いづかせたり、選手の気持ちの強さが勝敗の行方を握るところが、野球ファンにとどまらず、万人を引きつけるように感じます。
明日はちょうど日曜日。試合中の新潟の町は、いつもよりちょっと静かになるかもしれませんね。
日々つれづれ日記
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期日前投票

衆院選が公示されました。選挙当日は事情があって投票に行けないので、早々に期日前投票に行ってきました。
投票所でいつも思いだすのは、選挙権を得て初めての選挙です。
市議選か何かだったと思いますが、急に近郊の知人の不幸があり、投票に行くことができませんでした。センター試験の日に試験を受けない私立大専願者のような、祭に参加できないような、そんな気分を覚えています。
これまで選挙といえば、各政党や候補者の主張の違いを理解するのに一苦労というか一票投じることによって自分の生活がどう変わるのか、イメージしにくい感覚がありましたが、いわゆる「マニフェスト選挙」によって、そのあたりがクリアになり、選びやすくなったことは事実だと思います。
しかし、○○を無償化します、△△をいくら支給します、などといった公約が目立てば目立つほど、おいしい話ばかりぶら下げられているような、一抹の不安も。
政治の役割は今の暮らしの改善であるのはもちろんですが、この国の未来をどう築いていくのか長期的なビジョンを示し、導いていくことでもあるはず。それは決して、分かりやすい話、判断しやすい材料ばかりではないように思います。
分かりやすい感じを与えるだけに、危険を感じる今回の選挙。
いつも以上に開票結果が気になります。
日々つれづれ日記
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病院コミュニティ

知人が新潟市の病院に入院しているので、時々お見舞いに行っています。
中規模の総合病院ですが、通ううちに、看護師さんらスタッフはもちろん、同じフロアの入院患者の方、何人かともあいさつを交わすようになりました。
病院の中でのコミュニケーションは、山登りでのそれに似ているもの、というと言い過ぎでしょうか。一種特別なコミュニティのように思います。
ハイキングなどに行くと、登山道ですれ違う他人同士が「こんにちは」などと挨拶を自然に交わしますよね。病院にはあの雰囲気と同じものを感じるのです。
山登りの場合は、下界を離れた特別な空間で、登っている者同士の不思議な連帯感が、あのすれ違いざまのあいさつにつながっているのだと思います。
そう考えると、病院の場合は、出産した人やその関係者など一部を除き、患者も見舞い客も、差はあれど痛みを背負っている人が集まる場所であることが、お互いのつながりや人に対する優しさを生んでいるのでしょうか。
先日、入院した知人と、この病院の廊下を歩いていると、両足にギプスをはめた松葉杖の男性が、さわやかに「お世話になりました。お大事にね」と笑って退院していきました。毎日リハビリで廊下を何往復もしていた人でした。何人かの入院患者の方が温かい言葉をかけ、笑顔で見送っていました。
見送る人は心から回復を祝い、去る人も感謝の言葉を口にして別れを告げる。
お互いの素性を詳しく知ることのない者同士のコミュニケーションゆえに、本物の心の通い合いがあるような気がします。
日々つれづれ日記
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お盆

お盆が終わりました。
お盆前にお墓に掃除に行けば、3世代で掃除をする人たちがあちこちに見られたり、スーパーでは買い物客がお供えなどをたくさん買い込んでいたり。
季節を感じる行事が次第に少なくなり、地方の特色も消えつつあるといわれるこのごろですが、その中においてお盆は日本人の生活に根ざした文化だな、とこの時期になるといつも思います。
今年は初日にお団子を作り、以前この欄でも書いた自宅の「プチ仏壇」にお供えしました。年配の人と話していると、団子の数が6個か11個というお宅があったり、7個か13個という人がいたり。これは宗派による違いなのでしょうか。
お墓参りで気になるのは、ぼんぼりです。写真がなくてすみません。
初日のみたまのお迎えの日に、これに灯りをともしてお墓にお参りし、墓前に立てるのが新発田市の風習です。盆前には、新発田市内のスーパーなどで必ずといっていいほど見かけます。新潟全体ではそういう文化はないそうで、由来を調べようと思っていますが、今のところ、まだ正確に分かりません。
ところで、知人がこんな話を教えてくれました。
仏前のお花は、仏様に向かって供えない。こちらを向いて供える。
それは生きている私たちが、きれいな花を愛でて楽しむのを見て、亡くなられた人が喜ぶからなのだと。
ちょっと神妙に、亡くなられた人に思いを馳せたお話でした。
季節の便り
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交通マナー

知人と新潟の車事情の話になると、よく「新潟は交通マナー悪いでしょう。日本一悪いっていう」と言われます。
この「日本一」というフレーズがけっこう面白いのです。大阪でも広島でも函館でも山口でも同じことを地元の方が自嘲気味におっしゃるのを聞いたことがあり、本当の「日本一」はどこかなあ、などと考えたりします。
各地に旅行したとき、レンタカーやマイカーを使って移動することがよくありますが上記の地域を含め、私が少しばかりあちこち運転した範囲では、新潟はそんなに交通マナーが悪いとは思えません。確かにスピード感あふれる走行をしている車が多い道路もありますが、脇道や店舗の駐車場などから本線に出るときなど、だれかが必ず譲ってくれることが多く、運転に「譲り合いの精神」を感じるのです。
上記のうちのある地域では、前方の黄信号で停車すると、余裕を持って止まったにもかかわらず、よく後続の車にクラクションを鳴らされたものでした。止まらないで行け、という意味のようでした。
そんなことを思い出すと、新潟の人たちの運転には、とても余裕があります。
それでも「日本一悪い」という言葉が飛び出すのは、もっとよくしたいという気持ちの現れ、つまり一種の郷土愛なのかな、と思います。
お盆で各地は渋滞の様相。気をつけて運転したいものです。
日々つれづれ日記
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挨拶状

7月1日付の異動がある企業が少なくないためか、春に続き、この季節には転勤挨拶状や退職挨拶状が舞い込みます。
先日ある企業を定年退職した年配の知人からの挨拶状は、定型にとどまらず、この数十年の仕事にかける思いをこめたオリジナルの文章でした。「この仕事をご縁に出合ったすべての人に、物に、ことに心から感謝を申し上げます」という一文に、誠実なお人柄を思い出し、心からお疲れ様でした、と言いたい気分になりました。
年賀状もメールに変える人が少なくないこの頃ですが、転勤や退職、転職、引っ越しなどの挨拶状は相変わらずハガキで送るという人が多く、受け取るととてもうれしくなります。
いくつになっても、ポストを開けたときに手紙やはがきが届いているのはうれしいもの。それにこうした挨拶状をいただくと、その人の人生の節目に、あらたまった気持ちで接することができる気がします。
先日も、大学時代の友人から「引っ越しはがきを出したいのだけど、住所は○○でいい?」という問い合わせのメールが届きました。そのメールに住所を書いてもよさそうなものですが、はがきを送ろうとしてくれる気持ちがとてもうれしかったです。
その後も「忙しくてまだ送れていません。ごめん」というメールが届き、ちょっと苦笑しつつも、彼女のはがきの到着を待っています。
日々つれづれ日記
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美人の湯

東京方面の友人が新潟を訪れるとき、どこへ行きたいか尋ねると、必ずといっていいほど「美人の湯!(新発田市の月岡温泉)」といわれます。
近くにいると、逆になかなか訪れる機会はないものですが、思いがけない知名度の高さにいつも驚かされます。
確かに「美人の湯」というネーミングといい、「月(の)丘」というイメージといい、女性を引き付けるのには格好。特に無料の足湯は幅広い層に人気のようですが、最近はデートスポットとしての売り込みや、飲食店が個性的な丼メニューを提供する「月岡ライスボウル」、ホテルでオリジナルのスイーツや飲み物を提供する「宿カフェ」など、若者の取り込みを図っている雰囲気もあります。
観光地にはいろいろな売り込み方があると思いますが、地元の人間が本当にいいと思い、身近に足を運ぶ場所こそ観光客のリピーターを呼んでいる気がします。
日曜日にドライブした月岡は、雨にもかかわらずそこそこの人出。でも残念ながら若者の姿はあまり見受けられませんでした。
もっとこうしたせっかくの企画が地元に浸透すればいいなあ、と思いました。tukioka
日々つれづれ日記
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アスパラ林

asupara_hayashi
笹かとも思えるこの写真の植物、実は自宅の庭のアスパラです。
前の住人の方が植えたのか、5月ごろから2本3本と生え始め、
ぐんぐん背を伸ばしてしまいました。
食べるにはちょっと細すぎるので、どれくらいまで大きくなるのか
面白がってそのままにしてみたところ、今は6本が子供の背丈ほどまで伸びました。
支柱も立ててみましたが、それでも支えきれずこんな具合に
しなっています。
目の前の道路にも少しだけ顔を覗かせていて、時々近所の子供たちが
さわさわと揺らして通っていきます。
もう身(?)はすっかり硬く、いまさら食べるわけにはいきません。
どんな具合に季節を過ごしていくのでしょうか。
子供のころにアサガオを育てたことを思い出しつつ、大人の夏休みの観察日記の気分です。
季節の便り
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