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新潟県新潟市・新発田市の印刷会社・(株)福島印刷のブログです。

いっぽんばしこちょこちょ

先日、自治体が親子を対象に行う赤ちゃん交流会に参加したときのこと。
役所の担当の方が、「いっぽんばしこちょこちょをやって赤ちゃんと遊びましょう」とおっしゃいました。
座って両足を伸ばし、赤ん坊をその上に寝かせます。
指示通りにしながらいっぽんばし?なに?と思っていたのはどうやら私だけで、参加したお母さんたちが声をそろえて「いっぽんばし〜」と歌い始めたのには驚愕しました。
知らないのは私だけかと、帰ってから家人に聞いても知らないとのこと。新潟のローカル文化かと思ったのですが、調べると土地によって多少歌の文句は違うものの、全国共通の手遊びでした。「いっぽんばし」は「一本橋」だそう。
触れ合って刺激を与えるとともに、反復することで予測する能力の発達を促す狙いがあるそうです。
脳科学が注目されている今はそうした側面から見直されているようですが、昔の人ははっきり認識せずともこんな遊びを取り入れ、語り継いできたのであろうと思うと、先人の知恵に感心します。
ちなみに我が家のチビは、最初は「あん?」という顔で見ていましたが、段々きゃっきゃっと声を出して笑うようになりました。
育児日記
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寝返り

4か月になった息子が、寝返りを始めました。
足がよく上がるようになったな、と思ったら
すぐに反転できるようになり、今はうつ伏せで
手を支えに顔を持ち上げています。
目が離せなくなりましたが、日々の進歩が目覚ましく
毎日楽しく見守っています。
初めて自分で反転できたとき、本人も満面の笑みを浮かべ、
目に入る景色の変化に、驚いたような表情も見せました。
大人になると当たり前にできることも
こんな風に、ひとつひとつ感動しながら積み重ねてきたのだと思うと
人間が成長することの重さを感じます。
私もベッドの上で寝返りを打ってみました。目に映る景色が
少し新鮮に思えます。
育児日記
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赤ちゃんホテル

新潟市から約700キロ離れた関西のホテルに泊まりました。
生後3カ月の赤ん坊連れ。ネットで「赤ちゃん専用プラン」があるのを見つけました。
客室にはベビー布団やベビーシャンプー、紙オムツ専用ゴミ箱が備えられ、ベッドも低めの高さ。哺乳瓶の洗浄グッズや調乳セット、フロアには哺乳瓶が消毒できるように電子レンジも。ベビーカーは無料貸し出し、バイキングの朝夕食には離乳食まで!!
すべてが子供を意識して作られ、至れりつくせりでした。
このホテルはレジャー施設に隣接しているため、泊まりがけで遊ぶ家族連れを見込んだようです。金曜日の夜でしたが、勤めが終わってからなのか、やや遅めの時間に続々と家族連れが訪れ、にぎわっていました。
赤ん坊連れの旅は荷物も多く、ほかの人に迷惑をかけないよう気も使うものです。設備もさることながら、スタッフの方が息子に話しかけたり、写真を撮ってくださったおかげでとてもうれしく、気持ちよく過ごせました。
育児日記
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育児日記

サンプルによってかなり開きはあるようですが、あるネットの調査によると、乳幼児を育児中の人の3割が育児日記をつけているそうです。
私も出産で入院したときからノートに育児日記をつけていましたが、手書き作業が続かず、予想通りすぐに挫折。代わりにアルバムに写真とメモを貼ることにしました。
写真は頻繁に撮ってすぐにプリントするので、その日あった変化をカードに書いて、一緒に貼ります。アルバムに貼る時間がない時も、メモだけ書いておけば後日、写真のデータを見ながら整理できるので楽ちん。「表情が出てきた」「ガラガラを手で持ち上げることができた」。毎日ではありませんが、日常の些細な変化や健康状態を記録しています。親が記憶を補完するだけでなく、成長した本人が楽しめるといいなと思っています。
子育てをしていると、自分の子供時代がどうであったのかが知りたくなります。
大変な思いもたくさんさせたはずなのに、それでも何でもないようにこれまで育ててくれたことにあらためて感謝の気持ちがわき、無償の愛を感じます。
アルバムには、息子が祖父母たちに抱かれたり、遊んでもらったりしている写真も増えてきました。写真のあふれる笑顔を見た息子が、自分がたくさんの愛を受けて生まれてきたことを将来あらためて確認してくれればーと願っています。
育児日記
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朝の買い物

生後2か月になった長男を連れ、朝からスーパーに買い物に出かけました。
一人で息子を連れて歩くには、空いている時間が一番。
というわけで開店1分前にスーパー前に到着しました。
この時間であれば、入口近くに駐車することができます。
空いた駐車場で抱っこひもを装着し、店内へ。考えることはみな同じなのか、同じくらいの乳児を連れたお母さんを何人か見かけました。
意外と寒いのがスーパーの難点。特に生鮮コーナーは、片手で息子を気持ちだけ寒さから保護し、目当ての品を買い物かごに投げ込んで足早にレジへ。
会計が終わると、店員さんが「お手伝いしましょうか」と声をかけてくださり、持参のマイバッグに買ったものを入れてくださいました。
赤ん坊を抱いていると、何気ない動作もなかなか大変なことが多いのですが、その分、周りの方の親切が身に沁みます。
笑顔の店員さんに感謝して、気持ちよく家に帰りました。
育児日記
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小児科へ

生後1か月の長男の頬に赤い湿疹ができ始めました。ネットで調べると、赤ちゃんによくある乳児発疹のようですが、念のため小児科を受診することにしました。
受診することにした小児科は一部予約制だったので、迷った末に、前もって予約を取りました。新潟市内の近郊も小児科はどこも混んでいると聞いていましたが、あまりの混雑にびっくり。駐車場にはびっしり車が並び、待合室はマスク姿の大人・子供で飽和状態。インフルエンザや風邪などの感染を恐れてか、車内で待っている人も多く
見受けられました。
予約をしていたため、幸い20分ほどで診察室へ。結果はやはり乳児発疹で、ぽろぽろとむけていた頭の地肌も湿疹でした。塗薬を処方してもらいひと安心です。
それにしても赤ん坊を連れての移動はどうしても荷物が多くなります。片手で赤ん坊を抱き、荷物を引っかけて、片手で会計をしたり、車を開閉したり。クリニックの隣の薬局がやけに遠く思えました。
乳児にとっては風邪もインフルエンザも大きな脅威。「新型」が流行中の今年は特に、予防に神経をとがらせます。しかし息子はそんなことはお構いなしで、お出かけに終始ご機嫌でした。
育児日記
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お出かけ

息子が生まれてほぼひと月が過ぎ、今日は初の本格的なお出かけ。写真館とお宮参りに行きました。
貸し衣装を置いているお店でベビードレスを見せてもらったところ、いわゆる「ドレス」で、丈も1メートル近くはあろうかというもの。恐る恐る「男の子なんですが・・」と聞いたみたところ、男の子でも赤ちゃんはこんな感じのドレスで撮影される方が多いです、とのこと。赤やピンクもあって目は楽しませてもらいましたが、結局は和服をお借りしました。
新生児の割に、日中は起きていることが多いのですが、今日は陽気のせいか、ひたすら寝続けている息子。写真館のスタッフの方が3人がかりで名前を呼んでくださいましたが、起きる気配は一向になく、気持ちよく寝たままの写真となりました。
続いて神社でお祓いを受けました。時々お参りに訪れる神社ですが、厳粛な気持ちで祝詞を聞きました。こうした「特別な一日」がたくさん積み重なっていく息子の将来を思うと、少し感慨深くなります。
帰りにお祝いと称して大人が食べるケーキを買って、お出かけは終了。穏やかな快晴のお陰で、息子は家に帰っても寝続けています。
育児日記
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育児の正解

ある本に「出産や育児は永遠の後出しジャンケンのようだ」と書いてあって、なるほど、と納得しました。つまり、正しいとされる答えが時代によって、めまぐるしく変わっているという意味です。
抱き癖はよくない、否抱いてあげた方がいい、授乳中の母親の食事は何がいい悪い、授乳時間は決めた方がいい、否ほしがるときに欲しがるだけ、離乳食の開始時期は云々・・。これだけいろいろ「正解」が変わると、年長者の助言を受けてもますます迷いが深くなります。
ただ、古くから言われていることが見直されているのは事実のよう。
きょうの新聞に「オムツに頼りすぎず、生後早くからできるだけおまるやトイレを使うことが見直されている」という記事が載っていました。紙オムツに頼りすぎてオムツ離れが遅くなっているという弊害を鑑み、赤ちゃんに元来備わる排泄能力を伸ばそう、というものだそうです。
実は私もこれと同じ話を聞いたことがあります。出産前に60代の知人が教えてくれました。その方も若いころ、かなり以前に書かれた本を読んでやってみたそうで、わずか10か月で息子さんのオムツは不要になったとか。
聞いたときは半信半疑でしたが、私も息子の首が座ったらやってみようかと思い始めました。
育児は本当に試行錯誤。そうまとめてしまうのも安易ですが、答えがはっきり分からないからこそ、子育ては面白いのかもしれません。
育児日記
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布オムツ

今月初めに生まれた長男と自宅に帰ってきて5日。生活のペースがつかめてきたので、紙オムツから布オムツに変えてみました。
布オムツは出産前にインターネットを参考にしながら、自分で30枚縫い、私の母親にも30枚をもらいました。
あて方・洗い方もこれまたネットを参照。息子は生まれたときから病院でもらった某メーカーの紙オムツを使っていて、他社のサンプル品をつけると泣いて暴れていましたが、布オムツにはすんなりなじんでくれました。
最近はエコ&低コストだということで、再び布オムツを使う人が増えているそうです。確かに紙オムツだけを使っていると、ゴミはいつもの3倍近くに膨れあがってしまっていました。布オムツを洗った際の汚水が環境に及ぼす影響などをトータルで考えると、紙よりエコかどうかは議論があるそうですが、生活に無理なく続けられそうなので、当面は「布派」でいこうと思います。
新潟市近辺はぐずついた天気が続いていますが、晴れた日に真っ白に洗い上がった布オムツが風になびいているのは、気持ちのよいもの。
赤ん坊を育てるという行為自体が動物的なせいでしょうか。なぜか、日常の生活の些細な部分でも、より自然なものに心が引かれる気がします。
育児日記
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退院

けがや病気で入院したことは何度かありますが、毎回、早く家に帰りたくて退院日を指折り数えていました。しかし出産で入院した今回は、あまりに快適で病院暮らしも悪くない、と思うほど。
環境面のよさはもちろんのこと、温かく、かつ、プロフェッショナルに徹した病院スタッフの方々のお陰です。
中でも印象深いのは、助産師を目指して実習中の新潟市の大学生、Tさんです。
私の人間を捨てている陣痛中に、温かくかつ冷静にいつも励まして下さいました。私が学生時代に進路を選ぶにあたり、助産師という職業は全く選択肢に入らないほど、身近ではありませんでした。だから助産師になる人はどんなメンタリティーを持っているのだろうと、陣痛でもうろうとしながらも不思議に思っていました。
彼女は、赤ちゃんとお母さん、赤ちゃんを含めた家族の姿が好きで助産師を志した、と言います。その言葉がなんだかとても心に沁みました。暗いニュースが流れる度に、家族や人間のつながりが揺らいでいるような、そんな悲しい気持ちにさせられますが、こうして素朴なものを大切にしている若い人がいる限り、希望が持てる感じがします。
本日は息子と一緒に退院。Tさんをはじめ、見送って下さったスタッフの方々の笑顔は、息子が成長しても忘れることはないと思います。
育児日記
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