2010.10.01 Friday 15:47
先日、帰省した際に伯母が息子のためにくつを買ってくれました。
まだ外を歩いたことがなかったので、今日、新潟市近郊の公園に連れて行きました。
段々、過ごしやすくなっていてうれしいです。
靴下と靴をはかせて、ベビーカーからそっと地面に下ろしました。
息子は不思議そうな顔で、何度も靴をなでていました。
しかし興味があるのは降りたばかりのベビーカー。
手で触って動かしたり、車輪に触れたりして、にこにこし、歩く気配はありません。
室内ではかなり自在に歩きますが、まだ外を歩くという実感がないのでしょうか。
ついには地面に座り込んで草を抜き、石を口に入れ、うれしそうな顔をしていました。
はじめてのことが続く、面白い毎日です。
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2010.09.12 Sunday 10:54
新潟市の水族館、マリンピア日本海へ行きました。
1歳の息子にとっては、これが水族館デビュー。
大きな深海魚やカメなどはピンとこないのか、あん?という調子で一瞥していましたが、色とりどりの熱帯魚はわかりやすかったのか、身を乗り出して指さし「WOW WOW」と叫んでいました。イルカショーも高く飛び上がるイルカに、拍手パンパンをしながら釘づけでした。
旭山動物園が注目されて以降、各地の動物園、水族館などで次々に新しい取り組みがされているといいます。
北海道の水族館では、イルカショーのMCを漫才調に改善し、集客に効果をあげたと聞きました。ほかにも夜公開したり、ワインを傾けながらのイベントと組み合わせたり、さまざまな客層を呼び込もうと努力しているようです。
その影響があるかわかりませんが、マリンピアのイルカショーのMCも「数年前より増えたし、面白くなった」と家人。会場の小学生を選んで、イルカと握手してもらうシーンも、参加型の印象を与え会場を盛り上げていました。ここでは夜の動物をみてもらう「お泊まり水族館」といった取り組みもしているそうです。
お弁当を作って行きましたが、暑すぎて家に帰ってから食べました。
週末らしい一日でした。

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2010.09.02 Thursday 15:36
息子が今日で一歳になりました。
この一年、病気どころか風邪ひとつひかず、よく食べ、よく笑い、よく眠り、優良児そのものの成長ぶりでした。
お昼に祝いに両親も交えて食事をしました。
息子には離乳食も用意していきましたが、かんぴょうを抜いたかんぴょう巻きや卵をモリモリ食べていました。
そして本日のメーンイベントは―。一升もちを背負うことです。
一生食べ物に困らないように、一升のおもちを背負うのですが、ちょっと重すぎるのと後で食べるのに分けにくいというので、通販で新潟のお店から紅白の豆大福のお祝いセットを買い、ついてきたリュックに入れて背負わせました。
さらに本来は七五三の行事だと思うのですが、めでたいことは何でもやろうというおおらかな義父の提案で、碁盤の上にも立たせました。まだ自分では飛び降りることはできませんが、自立し、勢いで運が開けるという縁起ものの行事です。
私の実家の両親や姉夫婦からもプレゼントが届き、写真を撮ってアルバムに貼りました。
将来、アルバムに貼られた写真やメッセージカードをめくるとき、たくさんの愛を受けて育ってきたことを感じてくれればと思います。
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2010.06.27 Sunday 18:18
息子が9カ月になり、食べられるものが増えました。
離乳食は一日3回になり、ぐっと使える食材が増えたので、とても楽です。
主食もおかゆ、ソーメン、パン、うどんなどとバリエーションがきき、今日はマカロニに挑戦しました。
小さく砕けば、たいていのものは、抵抗なく食べられます。
離乳食の目安は、数年前に厚労省の基準が大きく変わり、それに伴って自治体の子供関係の部署の指導もずいぶん変わりました。
一言で乱暴にいえば、アレルギーの懸念から、急いでいろいろな食材を食べさせない方向になりました。離乳食の開始もゆっくり、本人のペースで、ということが強調されます。
しかし、一世代、二世代上の方々にお会いすると、漬物からケーキ、ジュースまで、「もう食べられるわよ」と何でも食べさせてくださろうとし、これがなかなか大変です。あまり神経質にならないようにはしていますが、未熟な消化器官にはちょっと荷が重く見えることがよくあります。
いまどきの母親には共通の悩みらしく、「おばあちゃんがお菓子を食べさせちゃって」などという話をよく聞きます。お菓子など無理に食べなくていいもののスタートは、できるだけ遅くしたいのが当世親心。
子育てが時代とともに変わることを、実感しています。
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2010.06.25 Friday 18:10
成長著しい我が家の息子。早いもので9カ月になりました。
つかまり立ちも日に日に安定感を増しています。
少し前までは立って得意そうにしていても、座ることができずにふぇーんと泣いて崩れ落ちていましたが、座り方を覚えたようで、手をついて片足ずつ座ることもできます。
私の携帯電話をいじっているうちに発信履歴の番号へ勝手に電話をかけていたり、部屋のあちこちのものを引っ張り出してはそのへんに広げ、室内はカオスの様相ですが、それも成長と思うとうれしいものです。
パンパンと拍手をするのが得意で、周りの人に褒められると得意になって、キャーキャー言いながら手をたたき続けています。
言葉はわからなくても、ほめられているのが、魂でわかるのだと思いました。
人はこうして成長していくのだと、半ば感慨をもって眺めています。
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2010.06.08 Tuesday 05:43
息子と二人、都内に一泊で出かけてきました。
息子を連れて新幹線に乗るのはこれで3度目。家人がおらず、二人旅は2度目です。
前がゴールデンウイーク中であり、あの混雑の中の旅行に比べれば楽勝、と思っていましたが、やっぱり経験を重ねた分、ラクでした。
抱っこひもで息子を抱いて、大きな荷物をひとつ肩にかけて新潟駅から新幹線に乗りました。息子はむやみに泣いたりわめいたりはしませんが、それでも時々は飽き飽きしてあーとかうーとか声を出していました。
隣の席はしばらく空いていましたが、途中、越後湯沢で若い女性が乗車。金沢からでしょうか、加賀土産の袋を持ち、別に持ったおしゃれな紙袋の上には中身が見えないように、さらっとちりめんのような布がかけられ、シンプルですがとてもセンスのいい服装の人でした。
最近、電車で隣り合っても会釈程度の人が多いですが、この人は息子にいろいろ話しかけ、名前を聞いてくれたり、あやしてくれたりととても感じのいい方でした。
その後、乗り換えた電車や私鉄で隣り合った人たちも、息子に笑顔を見せてくれたり、大きな荷物を抱えた私に席を譲って下さったりして、とてもありがたく思いました。無骨な感じの男性が子供に表情を和らげてくれると、意外な喜びを感じます。
子連れの旅はどうしても迷惑をかけてしまうこともありますが、あらためて人の温かさを感じ、人間関係が希薄と言われる現代でも、根本的なところで、人はあまり変わっていないのだと安堵をおぼえます。
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2010.04.16 Friday 16:48
7か月の息子が昨夜から鼻をぐずぐず。
熱もなく、いつものように元気に、機敏に動き回っているので、心配はいらないかと思いましたが、初風邪?ということで、念のため小児科へ行きました。
熱もなし、のど・耳も異常なし。
鼻づまりの薬をもらって帰りました。新潟は昨日、雪がちらついていたので、床を這い回っている彼にはなおさら、ちょっと寒かったのかもしれません。
私もちょっと頭が痛いような気がして、昨夜は早い時間に布団に入りました。
でも、こういうとき自分の気持ちを「内観」してみると、風邪を引けば家事を放棄して休めるなあ・・という怠け心があるのに気付きます。
どこかで治りたくない気持ちがあると治らない・・というわけで、普段していないお風呂場の隅の方まで掃除をしているうちに、風邪の気配は消滅。
休みたかったなあというちょっとの失望をいさめながら、いつも通りの日常が暮れていきます。
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2010.04.13 Tuesday 08:02
7か月の息子が、家の中を自在に這い回るようになりました。
台所で火を使っていたり、手が離せないときは、ベビーサークルの中に入れてロックをしていますが、出してと言わんばかりに出入り口にしがみついているので、できるだけ自由に動き回れるようにしています。
離れた本棚まで行っては、最下段の本のカバーを片っ端からはずすのがお気に入り。
弱運転中のファンヒーターの前では、風に驚いて立ち往生。
台所に入ってくると、「危ない」と言いたくなりますが、まずは「よく来たね」と言って、みそや納豆、ねぎなど匂いをかがせると、びっくりした表情を見せます。
床についた両手を軸に、体を滑らせて進んでいく姿は、大海に乗り出す小舟よう。
「なんだろう?」というような輝いた表情を見ていると、彼の日常は小さな冒険に満ちているのだろうと、頼もしく思えます。
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2010.03.22 Monday 10:28
新潟市の観光施設で働いている知人が「布で隠して授乳しながら説明を聞いている母親がいた」と驚いていました。
その施設は私も知っていますが、授乳室はなく、またオープンな建物で、ちょっと座って子供をなだめるようなところもありません。
今、その施設に行かなければいけない理由は何かあったのだろうか、自分がもし行かざるをえない状況だったら、どうしたろうか。車に戻っただろうか。とりあえず外に出ただろうか、でもちょっと授乳すれば泣きやむと思ったのかもしれない、等等、そのお母さんの気持ちをいろいろと想像しました。
育児商品のカタログを開けば、「これがあれば人前でも授乳可」と授乳ケープをつけて屋外で授乳しているお母さんの写真入りの広告がたくさん出ています。それが今の時代のスタイルのようにも映ります。だからといって、どこでもケープをつけて授乳してもいいかというとそうでもないはずですが、そういう子連れでのマナーは、自分がそういう感性を持っているか、周りに指摘されなければわからないのが現実のように思います。
以前、ある知人が「子供が小さくて、人に迷惑をかけてしまう間は、極力外に出ないのが公のマナー」と言っていました。それも一つの考え方だなと思います。
子育てを通じて社会とかかわるとき、時代の変化も織り交ぜながら、自分が一通り踏まえていると思っていた公のマナーについて、問いを突き付けられることが多いと痛感します。
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2010.03.01 Monday 15:00
少し前から6か月になる息子の離乳食を始めました。
最初は10倍がゆをすりつぶしたもの。
機嫌よく食べているので、ジャガイモ、にんじんなど種類を増やしています。
赤ちゃん用スプーンで差し出して、初めてごっくんと飲み込んだときは感動がありました。
これがこの人の人生で最初の「スプーンで飲み込む」という行為だったのだなあと。
そういう感慨をもってしてみると、失笑されそうですが「最初のジャガイモ」「最初のにんじん」とそれぞれ思いが湧き、地元の安心・安全な食べ物を、と新潟市産のものを求めています。
つぶしたり、裏ごししたりと多少の手間はかかりますが、人生はこんなにも新しい出来事との出合いに満ちていると思うと、それを共有できることが、とてもありがたく、幸せに思えます。
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