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新潟県新潟市・新発田市の印刷会社・(株)福島印刷のブログです。

野菜高騰

野菜の値段が高騰しています。
普段の食事には、ジャガイモ、玉ねぎ、にんじん、キノコ類、大根など何種類かの野菜を常備し、それに季節の野菜や魚、豆腐などを組み合わせて料理を作っていますが、最近は明らかに予算をオーバーすることがままあります。
天候異変が主な原因のようですが、この季節の楽しみの枝豆も例年の2倍くらいの印象。スーパーなどのチラシの安売りチェックにも余念がありません。
そんな中でよく利用するのが、農産物の直販所。農家の方が持ち寄った野菜なので価格が抑えられているほか、地元産のものばかりで安心して食べられます。
先日も新潟市北区にある小さな直販所を訪れたところ、大半の品は
100円か200円という安さ。その上、お店の方がとても親しみ深くお勧めを教えてくれたついでに、世間話などしてしまいました。
こういうお店は不思議に客同士の距離も近いのが特徴。野菜を手にとって吟味していると、年配の女性に話しかけられ、料理方法を教えてもらいました。
売られている種類は決して多くありませんが、それゆえに旬がよく分かり、またとても豊かな気分になれます。
地産地消は、頑張ることではなく、自然なことなんだなあと気づかせてもらいました。
季節の便り
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お盆

お盆が終わりました。
お盆前にお墓に掃除に行けば、3世代で掃除をする人たちがあちこちに見られたり、スーパーでは買い物客がお供えなどをたくさん買い込んでいたり。
季節を感じる行事が次第に少なくなり、地方の特色も消えつつあるといわれるこのごろですが、その中においてお盆は日本人の生活に根ざした文化だな、とこの時期になるといつも思います。
今年は初日にお団子を作り、以前この欄でも書いた自宅の「プチ仏壇」にお供えしました。年配の人と話していると、団子の数が6個か11個というお宅があったり、7個か13個という人がいたり。これは宗派による違いなのでしょうか。
お墓参りで気になるのは、ぼんぼりです。写真がなくてすみません。
初日のみたまのお迎えの日に、これに灯りをともしてお墓にお参りし、墓前に立てるのが新発田市の風習です。盆前には、新発田市内のスーパーなどで必ずといっていいほど見かけます。新潟全体ではそういう文化はないそうで、由来を調べようと思っていますが、今のところ、まだ正確に分かりません。
ところで、知人がこんな話を教えてくれました。
仏前のお花は、仏様に向かって供えない。こちらを向いて供える。
それは生きている私たちが、きれいな花を愛でて楽しむのを見て、亡くなられた人が喜ぶからなのだと。
ちょっと神妙に、亡くなられた人に思いを馳せたお話でした。
季節の便り
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アスパラ林

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笹かとも思えるこの写真の植物、実は自宅の庭のアスパラです。
前の住人の方が植えたのか、5月ごろから2本3本と生え始め、
ぐんぐん背を伸ばしてしまいました。
食べるにはちょっと細すぎるので、どれくらいまで大きくなるのか
面白がってそのままにしてみたところ、今は6本が子供の背丈ほどまで伸びました。
支柱も立ててみましたが、それでも支えきれずこんな具合に
しなっています。
目の前の道路にも少しだけ顔を覗かせていて、時々近所の子供たちが
さわさわと揺らして通っていきます。
もう身(?)はすっかり硬く、いまさら食べるわけにはいきません。
どんな具合に季節を過ごしていくのでしょうか。
子供のころにアサガオを育てたことを思い出しつつ、大人の夏休みの観察日記の気分です。
季節の便り
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続・続梅干し

久しぶりにすっきりと晴れた今日、ようやく梅干しの「土用干し」をしました。
梅雨明け後、3日間晴れた日に行うというこの土用干し。高気圧の勢力が弱く梅雨がすっきり明けきらない今年は、やきもきしながら天気予報を見守っていました。
梅干しつくりをする知人たちも気持ちは同じらしく、最近は「なかなか干せませんね」などと挨拶がわりに話すこともよくありました。
梅干し用のざるに、瓶から取り出した梅干しを広げ、ベランダへ。初めての梅干しつくりで、塩加減に自信がなかったのですが、ちょっと味見してみると、それらしいすっぱい味になっていて、ほっとしました。
明日2日はちょっと雨が降るようですが、晴れ間をめがけて干してみようと思います。
それにしても一日よいお天気だった今日は、洗濯ものはもちろん、押入れに入りっぱなしだったふとん、鉢植え、冷凍庫で固く凍りすぎたシャーベットまでベランダへ。
お陽さまの恵みをたくさんいただいた一日でした。
umenbosi
季節の便り
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足元の魅力

先日、新潟市北区(豊栄地区)にある福島潟に行きました。
野鳥や植物が豊富な「水の公園」です。
恥ずかしながらここを訪ねるのは初めて。
4−5月の菜の花の時期に来たいと思っていたのですが、なかなか機会がなく梅雨の間の晴れ間にようやく車を走らせました。
地上7階の「水の駅ビュー福島潟」の展望室に上ると、整然と田んぼが広がり、湖面が太陽に輝いていました。
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夏を迎えて、植物の緑がことさらに生き生きしている感じも。
目を引いたのが田んぼの中に描かれた地上絵のような遊び心のあるアートです。国の天然記念物の渡り鳥で、ここを飛来地とする雁の仲間、オオヒシクイや花火を描いているそうです。
とても立体的に見えるアートで、カメラを向ける観光客も少なくありませんでした。
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こんなに近くにたくさんの鳥や植物を観察できる場所があるとは知りませんでした。
足元の魅力を発見したような気分です。
今度はまた違う季節に、ことに菜の花の時季には必ず来たいと思いました。
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トマトあれこれ

トマトがまさに旬です。
うれしいことにずいぶん値段も下がって、先日は、近くのスーパーでひと箱4キロ500円也。
買ったときは食べきれるかな、とも思うのですが、けっこうなペースで消費しています。
そのまま食べるのももちろんいいのですが、まずはトマトを切って砂糖を少しふりかけ、冷蔵庫へ。数時間もすればおいしいデザートになります。
小さいころ、よく夏になると祖母がつくってくれていました。「トマト入っているよ」と言われて、祖母宅の冷蔵庫を開けるのが楽しみだった思い出があります。
思い出といえば、父がよく日曜日に作ってくれたのはトマトジュース。トマト以外はあり合わせの果物や野菜を入れてミキサーにかけます。バナナや牛乳が入っていると甘くて子供心にうれしかったり、父があれこれ試してちょっと苦い青い野菜が入っていたときは、我慢大会のようにして飲んだり。一口飲んで、その日の材料を占っていたものです。
最近新潟市の農家の方に教わったのが、トマトの蜂蜜マスタードあえ。
蜂蜜とマスタードを適当にあえて、切ったトマトを入れるだけ。蜂蜜とマスタード!?と意外に思ってしまいますが、これがGOOD HARMONYでした。農家の方はおいしい食べ方をご存じですね。
さらにトマトとあり合わせの野菜でつくるトマトチャーハン、トマトを赤ワインと砂糖で煮るワイン煮にも挑戦しました。このワイン煮は知人にごちそうになり桃のコンポートを思わせる味に大感激!自分でつくったものは砂糖をおっかなびっくり入れたので甘さ控えめ、トマトの味がしっかりする仕上がりとなりました。
箱で買ったトマトはあと3分の1くらい。まだまだ楽しめそうです。
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豊作

自宅の庭で、ミニトマトが色づき始めました。
庭が殺風景なので、世話が簡単そうなもので、食べられれば何より・・・と安直に選んだミニトマトですが、朝夕水をやるだけで、ぐんぐん成長しました。
本当は、わき芽摘みなどのお世話もしなければならなかったようですが、詳しく調べることもせず、支柱を立てたのみ。途中、雨のない灼熱の日が続いたりして心配もしましたが、自然の力はすごいですね!
先月末ぐらいから実をつけ始め、今は一日2個ぐらい熟しています。
朝食の付け合わせにちょうどよく、朝の水やりのついでに収穫するのが楽しみです。
味も甘くて濃厚なのはもちろん、すずなりになっている様子を見るだけで、自然の恵みを感じ、うきうきするものです。
本格的な夏を前に、庭では雑草も急成長。草取りが追い付かないのが悩みですが、これも太陽と水が豊富なお陰、と言い聞かせながら汗を流しています。
tomato
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台湾スイーツ

梅雨明け宣言はまだというのに、暑い日が続きます。
5日の日曜日、新潟市万代のデパート群にある特設会場「レインボーカフェ」を訪ねました。
目当ては「台湾スイーツ」。数日前にテレビのローカル番組で放映され、どうしても食べてみたくなりました。
着いたのはお昼少し前でしたが、うだるような暑さの中、長蛇の列。
どちらかというと「並ぶくらいなら食べなくていい」というタイプの私ですが5日までの期間限定とあって、頑張って並びました。
メニューは5種類。一緒に行った家族と「綿々(めんめん)マンゴー」「綿々イチゴ」をそれぞれ頼みました。練乳を練りこんだ氷を砕き、上にたっぷりのシロップとマンゴーorイチゴが乗っています。氷はいわゆるアイスともかき氷ともちょっと違う柔らかい感触。
歯の上で甘く溶けて、結構なボリュームなのにあっという間に食べてしまいました。
会場の休憩コーナーには人工ミストが吹きつけられ、冷たいスイーツとともに束の間の涼を楽しめて大満足。
ちなみに帰り際には列は家族連れや若い女性たちで膨れ上がり、さらなる長さになっていました。
おいしいものを求める情熱は、暑さにも負けないようです。bandai_cafe
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続・梅の季節

21日に梅干しを漬けたことをこの欄に書きました。
その続き。次のステップです。
赤シソの出回る季節になったので、スーパーで1束購入。
siso1_S葉をむしって洗い、粗塩をふります。しばらくしんなりするまでおき、ぎゅっとしぼってあくをとりのぞくーという作業をすること2回。漬けておいた梅干しの瓶に入れました。ちゃんとできるのか一抹の不安はありましたが、それらしく赤く染まってきたのでひと安心。次は梅雨明けを待って、干すことになります。ところで、これだけ異常気象とか言われて、日本古来の四季感が狂い始めている昨今、こうした食べ物に関する季節行事は、昔と同じで大丈夫なのかしらーと疑問に思ったりもします。
ちなみに購入した赤シソはとても多かったので、残りをゆでてこし、砂糖+はちみつ+酢とまぜてシソジュースに。液体が赤く染まるに伴って、葉が赤から緑に変色するのがとても面白かったです。
siso2_Sジュースに使用した葉は、みりん、しょうゆ、だしと煮て、佃煮に。
余すところなく使って、エコな気分になりました。
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梅の季節

夏になると毎年、梅の味が恋しくなり、サラダのドレッシングに梅肉ソースを使ったり、イワシや鶏ささみをねり梅と一緒に焼いたりします。
お手軽なねり梅や梅干しも出回ってはいますが、今年は自分で梅干し作りに挑戦しようと梅の出回る季節を心待ちにしていました。
先日スーパーで梅1キロと焼酎(ホワイトリカー)、租塩を購入。
ネットで見たレシピを頼りに梅のへたを取り、塩とホワイトリカーを投入。ume_s
毎日よくゆすって赤シソが出回る時期を待つーらしいのですが、小量でもおいしくできるのか、おもしはこんなんでいいのかーなど疑問はいっぱい。
塩分を気にしている家人が梅干しを食べないので、半分だけ漬けて残りは砂糖と酢と混ぜ、梅酢ドリンクにすることにしました。
梅干しはちょっと手間がかかりますが、季節の味を楽しめるのは、とても豊かな気持ちになります。
最近はピクルス、マヨネーズ、ドレッシングなど既製品を買うのをやめ、極力作るようにしています。コストパフォーマンスとか健康とか、そんな理由もないわけではありませんが、手作りする自分の心の余裕が、ちょっとうれしかったりします。
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