ブログTOPに戻る

新潟県新潟市・新発田市の印刷会社・(株)福島印刷のブログです。

家族の肖像

年が明けて5日が過ぎ、年賀状のやり取りがひと段落つきつつあります。
以前から、子供の写真つきの年賀状というのはよくあって、赤ん坊や幼児の
写真を見ながら、「あ、目があの人そっくりだ」と親である知人を
類推したりしていましたが、最近はこれに加えて
家族全員や夫婦の写真を載せて送る方が増えたような気がします。
デジカメを多くの人が持ち、気軽に取り込めるようになったからも
あるのでしょうが、
家族旅行や記念日での一枚、日常の一枚などさまざまで
特に会う機会のなかった知人からの写真付き年賀状は
うれしく受け取ります。
大学時代の先輩からの年賀状は、毎年、男三人兄弟が
自宅の門の前に並んでいる写真を載せたもの。
家を離れた兄弟もいるようですが、毎年、機会を作って
3人で撮るようにしているとのことでした。
ペットやそれぞれの奥さんも加わり、最近は賑やかな写真に
なっています。
写真からはこの一年の家族の歴史がうかがえ、はがきを手に取りながら
つい顔がほころんでしまいます。
季節の便り
author : fukushima-p | - | -

おせちあれこれ

おせち
大みそかも正午を回って、ようやくおせちを完成しました。
今回は実は一人でつくる初おせち。
スタンダードに黒豆、田作り、栗きんとん・・などのほか
鶏の胸肉を開いてクリームチーズとジェノベーゼソースを塗って蒸したジェノバロール、イチゴのババロアなど作ってみました。
本来、一の重は口取り・祝い肴、二の重は焼き物・・などと決まっているようですが、うまいことおさまらず、結局、入るところに詰めた感じも。
ところで、小さいころは、子供心にもおせちってなんで子供が好きなものがないんだろうと思っていました。
喜んで食べたのはハムと栗きんとんぐらいで、特に数の子にはパイナップルと思い込んで食べて青ざめた苦い思い出が。
早く普段の食事に戻ればいいと思ったものでしたが、今はこういう「ハレ」の非日常がまた楽しく思えます。
おせちに保存がきく料理が多いのは、女性が家事を休むためというほかに、
台所を騒がせず、お迎えした歳神様がゆっくりお休みになれるように、
という意味があるそうです。
以前は分かりませんでしたが、今はこういう季節の決まりごと、
日本に根付いた文化がとてもいとおしく思えます。
季節の便り
author : fukushima-p | - | -

よいお年を

クリスマスが過ぎ去り、あっと言う間に今年もあと数日となりました。
ようやく大掃除に手をつけ、今日はおせち料理の準備を開始。
まずは黒豆で、豆というととりあえず一晩水につけて煮る、と思っていましたが
いったん調味料と水を煮立てた鍋に洗った豆を入れて
5時間以上置いてから煮るというやり方がよいそう。
今年はそうしてみました。
またお雑煮に向けて、鮭を焼きつけにしました。
「新潟のお雑煮」でネットに出ていたやり方ですが、鮭を焼いたあと、酒としょうゆに1週間以上漬けておいて、お雑煮の具にするというもの。
こちらも楽しみです。
この時期になると、知人との挨拶やメールの文章でも「よいお年を」という言葉が飛び交います。
今年一年、いろいろあったかもしれないけど、ま、水に流して来年はもっと幸せにー。そんな気持ちになる「よいお年を」。なんともやさしい響きがある言葉です。
季節の便り
author : fukushima-p | - | -

雪の日

全国的な寒波で、新潟市と近郊でも雪になりました。
朝、窓をあけると一面銀世界。
いつもと変わらず、通勤や通学の人の姿があるのに、なぜか雪の日は
静けさを感じます。
また不思議に、人と人の心の距離が近くなり、道行く人同士が
「寒いですね」などといつも以上に言葉を交わすのも、雪の日の不思議です。
タイヤをスタッドレスに替えていなかったので、今日は外出はやめて
「ひきこもりの日」に。
たまっていた片付けがはかどりました。
3か月の息子に温かい服を着せ、少しだけ玄関先に連れ出しました。
「これが雪だよ」と少し手に握らせましたが、「ふーん」という感じで
特に反応はなし。
初めての雪は、彼の目にどう映っているのでしょうか。
季節の便り
author : fukushima-p | - | -

クリスマス

飾り新潟市内に住む知人に誘われて、石鹸をクリスマスカラーのオーガンジーで包んだ飾りを作りました。
市販のキットを使い、小さな綿とビーズで雪だるまを作ります。
毛糸を巻いて、マフラーのように見せる作業に、思ったより時間がかかりました。
あとは石鹸をバランスよくオーガンジーで包み、赤いリボンを結んで完成です。
工作の類は久し振りでしたが、30分余り、集中して楽しめました。
考えなくてもいいことまで考え、左脳ばかり使っているより、たまには右脳を使って、あるがままの美しさを味わうのがいいと、誘ってくれた知人が言います。
確かに日々に追われていると、思考を止めて目の前の物を素直に見て、感じる時間が貴重なように思います。
小さなクリスマスツリーと並べて部屋に飾り、12月らしい気分になりました。
季節の便り
author : fukushima-p | - | -

年賀状

年賀状を買いました。
毎年、「年賀状の販売スタート」のニュースを聞いたと思ったら、あっという間に12月末になり、慌てて書き始めるというパターン。
今年こそは早めに出して、気持ちよく年を越したいものです。
ところで、年賀状といえば、毎年悩むのがデザイン。小さいころは、流行った家庭印刷機を使い、手描きの原稿をプリントしていましたが、絵心のなさに悩んだあげく友人Aから来た年賀状のイラストをまねて友人BCD・・・に出したことも。友人にはしっかり見破られ、しばらく笑われました。
出してない人からいただき、年明けに慌てて年賀状を買いに走ったものの、売り切れていたこともありました。民営化されてからは、「松の内」を過ぎても販売されているようですね。
何年も変わらず、年賀状だけのお付き合いの方もいます。家庭や仕事の近況を読み、お互いの1年の幸せを思う時間は、年明けにふさわしい明るさに満ちている気がします。
季節の便り
author : fukushima-p | - | -

新嘗祭

23日の祝日、弥彦神社に参拝しました。
新潟市の隣、弥彦村にあり、新潟では子供の遠足の場所としても親しみのある場所です。
先日、知人に「弥彦神社ってだれを祀っているの」と聞かれて、そういえば知らない…と調べてみたら、ご祭神は「アメノカゴヤマノミコト」。神武天皇の命を受け、住民に海水から塩をつくる技術、漁、農耕術などの基礎を教えたということです。思いがけない古い由来に参拝したくなりました。
菊まつり開催中ということもあって、駐車場はいっぱい。新潟育ちの知人いわく、「弥彦は特別な行事がなくても、気軽に足を運ぶ場所」だそうで、神社参拝が生活に溶け込む、日本人らしい風土がうれしくなります。
23日はもともと天皇陛下がその年の五穀の収穫を感謝する新嘗祭。
小雨の中、あわただしい参拝でしたが、途中雲が切れ、天から光が降ってくるような光景に、自然に手を合わせたくなりました。
帰りはスカイラインで弥彦山の頂上へ。群青色の日本海と終わりかけた紅葉に、秋の深まりを感じました。
季節の便り
author : fukushima-p | - | -

小さい秋

最近は天気が良いと、生後まもなく2カ月になる息子を連れて散歩に出かけます。
家の周りをぐるっとまわって終了のこともあれば、近くの公園まで車で出かけることも。風が冷たい日も増えてきたので、天候と息子のご機嫌と相談です。
先日は近くの公園にベビーカーで出かけました。オムツ替え→授乳→掃除→洗濯→料理と順番を変えながらも「りんぐ」「らせん」のような生活をしているので、久しぶりにじっくりと見る木々の色づきが、とても心にしみました。
街路樹も赤く染まり、秋の深まりを感じます。
ところで、以前この欄で書いた自生(?)のアスパラガス。その後も生長を続け、赤い実をつけました。アスパラは雌雄異株だそうですから、実をつけているこの株は雌株ということになりそうです。
種を取ってまた来年に、とも思いながら、まるで南天のような赤い実がかわいらしく、この数日はそのままに。
鮮やかな実に誘われて、鳥についばまれるかもしれませんが、またそれも自然の摂理かなと思っています。aspala-red
季節の便り
author : fukushima-p | - | -

サツマイモの日

今日、10月13日は「サツマイモの日」だそうです。
おいしいサツマイモがとれた埼玉・川越が東京から十三里離れていることから、十三里はサツマイモの異名でもあるそう。昔は「「栗(九里)より(四里)うまい十三里(9+4=13)」という売り言葉もあったとか。
そんな13に由来して、川越のイモ友の会が旬の10月13日をサツマイモの日に制定したそうです。
―というわけで、今日はサツマイモごはんとサツマイモプリンを作りました。
ごはんの方はサツマイモを角切りにして塩水にしばらく漬け、米にしょうゆ、みりん、酒、塩を加えて炊飯器へ。余っていたもち米を混ぜたので食べ応えありです。
また、レンジでチンしたサツマイモを裏ごしし、卵、牛乳、砂糖と混ぜてオーブンで焼いたプリンは、メープルシロップをかけてできあがり。
バウンド型で焼いて、スプーンでお皿に盛りました。
ちなみに今日は「引っ越しの日」「麻酔の日」でもあるそうです。
いろんな記念日があるんですね。

satumaimo
季節の便り
author : fukushima-p | - | -

大地の恵み

前日に続き、野菜ネタですが・・。
北海道・十勝に予約注文していた朝もぎトウモロコシが、本日届きました。
おいしいと地元でも評判のトウモロコシです。
今年の北海道は雨が多いと言われ、天気予報を気にしていましたが、十分な出来でした。
この朝もぎトウモロコシ、新潟に着くまでに収穫から一日ですが、すぐゆでないと味が落ちてしまうと言われています。すぐ食べられなければゆでて冷まして、ほぐして冷凍しておくのがよいそう。
知人に早速おすそわけしましたが、しつこく「一刻も早くゆでて」とお願いしたためか、30分後にはもうゆで終わったというメールが届き、ほっとひと安心。
先端7−8センチくらいは生で食べられるということで、試してみましたが、中から汁が飛び散り、えぐみもない驚きの味でした。ちなみにゆでるときは、トウモロコシのひげを一緒に入れるとよいそう。ひげにはおいしいエキスが詰まっているそうです。
ゆでたてのトウモロコシは、家人がビーバーのような勢いでたいらげてくれました。
新潟でも新米収穫の便りを聞いたばかり。こちらも天候が心配されましたが出来は例年並みにとてもよいそうですね。
秋はことさらに大地の恵みを感じます。おいしいものが出回るうれしい季節になりました。
morokoshi
季節の便り
author : fukushima-p | - | -