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新潟県新潟市・新発田市の印刷会社・(株)福島印刷のブログです。

暑い春、アスパラも空へ

新潟市近辺も一気に暑くなり、春を飛び越して夏になったかのような天候です。
自宅の庭では、昨年この欄で何度か書いたアスパラが今年も背を伸ばしています。
昨年はあまりに細く、痛々しいのでそのままにしておいたところ、ほとんど竹藪状態に。赤い実をつけ、冬の雪に倒れたのですが、今年も3本芽を出しました。
今年は昨年よりもさらに立派に太いアスパラ。
食べるかどうか迷っているうちに、あっという間に大きくなってしまいました。
ところで庭では雑草もぐんぐん。数日前、息子が眠っている早朝に起きだして草とりをしましたが、翌日にはもう生い茂る様相で、少々がっくりしました。
雑草といえば、名もない草と呼ぶのが失礼だという人もいれば、人間が勝手につけた名前で呼ぶかどうか大した問題ではないという人もいるーそんな議論が先日、新聞のコラムに載っていました。名前は記号にすぎず、愛をこめて名前を呼ぶのもよし、名を知らず愛でるのもよし、一つの生命として尊重するかどうかではないかと思います。
生物の生命力に敬服しつつ、庭を眺めるこのごろ。近く、雑草の命を礼賛し、また抜かせてもらおうと思います。
アスパラパラ
季節の便り
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チューリップの園へ

快晴続きのGW。ほとんど自宅で過ごしていましたが、せっかくなのでチューリップの園へ行きました。
新発田市の紫雲寺記念公園。日本海の近くです。
色とりどりのチューリップが咲き誇り、ミツバチもいそいそと飛び交っているように見えました。
思ったよりも人が多くなく、のんびり散策を楽しめました。
ところで公園内に旧紫雲寺潟の地図がありました。
周辺は潟だったのですね。
たくさんの地名があり、いずれも「村」がついていました。
新潟に移り1年半で、新潟市内はほとんど地名を覚えましたが、新発田市はいまだにニュースを見聞きしていると聞いたことのない地名が次々出てきます。もともと地元出身の人に聞いても、よく知らないこともままあります。
もともと小規模の村だったのが合併を繰り返して市を構成するようになり、しかし昔の地名がそのまま残っているせいなのかな、と潟の地図を見ながら思いました。
それぞれの名前が由来となった地形や文化を想像させます。
思いがけない発見がいろいろあった小旅行でした。チューリップ
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春の散歩

春かと思いきや何度も寒さが戻ったので、多少疑心暗鬼でしたが、ようやく本物のようです。新潟近辺は暖かい一日でした。
年が明けて初めて、息子を連れてベビーカーで散歩に行きました。
あちこちの庭や道路沿いで花が咲いていました。
息子はベビーカーやおんぶひもなどで自由に動けない状態がもっとも不満なタイプのようですが、今日は気持ちがよいのか、大人しくしていました。
公園の桜の木の下でしばし、気持ちだけのお花見。
彼にとってはじっくり見る初めての桜だったようで、不思議そうな表情で見ていました。
若いころは満開の桜がきれいだと思ったり、あるいはあまりの華やかさを気恥ずかしく感じたこともありますが、近頃は散り際がもっとも美しく感じます。
緑の混じった桜は、生命力にあふれ、次の季節を予感させます。
そんなに桜についてあれこれ思うのは、やはり日本人だからかもしれません。
桜
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春春春

新潟は桜が満開です。信濃川沿いの桜に華やいだ気分になりました。
続いていた寒さも少し和らぎ、今日は桜の下で写真を撮る家族連れも多く見受けられました。
昨日はようやくタイヤをノーマルに替えました。
また雪が降ると思っていたわけではありませんが、子連れだとなかなかタイヤを積んで出かける機会がありませんでした。タイヤを交換すると、北国では春の気分が高まります。
今年は冬が長かった感があり、ベビーカーで散歩に行く機会がほとんどありませんでした。そのせいか、息子は暖かい外を歩くと、ちょっとまぶしそうに顔をしかめます。
もっと春に敏感なのは、我が家の庭の植物です。前の住人の方が植えたと思われるパセリやローズマリーとおぼしき植物が今年も早々に姿を現しました。
草もものすごい勢いで生長しています。いつ手入れをしようか、少々悩みながらも遅れてきた春に喜びを感じています。
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タケノコの豊かさ

実家の父から掘りたてのタケノコが送られてきました。
固くなるからすぐにゆでるように!!といつも厳命されているので、荷物を引っ張ってそのまま台所へ。同封されたたっぷりのぬかを入れてゆで始めました。
父のタケノコ堀りには子供のころからよくついて行きました。丹念に山を歩き回る父にうんざりして、早く帰りたかった記憶が。掘ったばかりのタケノコの艶やかさよりも、根元のイボが恐ろしく映り、さらに子供の舌にはそうおいしいものにも思えませんでした。
大人になって掘りたてを料理するタケノコご飯がどれだけ贅沢なことかわかりました。新潟の店頭でもタケノコを見かけるようになりましたが、決して安いものではありません。タケノコの下ゆでには時間も手間もかかりますが、それもとても豊かに思えるようになりました。
父のタケノコ堀りでは、根こそぎ食べてしまうのではなく、自然のまま一部を残しておくことを教わりました。今7か月の息子にもいずれ、少々飽き飽きさせながら、タケノコ堀りに同行させたいと思っています。
夕飯にはおいしくタケノコご飯をいただきました。こいのぼりは母の友人のお手製で、こちらも一緒にやってきました。たけのこごはん
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春の日に

ぐっと気温が上がった9日、息子を乗せて新潟市近郊をドライブしました。
新発田市から周辺の山を望む風景は、この季節が一番美しいといつも思います。真っ白な雪に覆われている真冬よりも、雪が溶け始めた春の方がより美しく、心をはっと奪われます。何というか、神を感じる美しさです。
自然、ことに山の、人智を超えた美しさに惹かれます。
今も覚えているのは、小学校のとき登った、静岡県の山の頂上からの風景。大きくうねる雲海にきらめく光が差し込み、この世のものと思えない不思議な感覚にとらわれました。
後に大学生になって山登りを始めた原点には、あの風景があったように思います。
地球温暖化を始めとする環境問題というと、自分の生活とは切り離された世界の話のようにも思いがちです。しかし、尊さすら感じさせるこの風景を守ることだと考えると、どこかよそにあるように錯覚していた問題が、自分の問題になってきます。
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春の恵み

実家の父が育てている野菜が大量に送られてきました。
大根、青菜、椎茸、ブロッコリー、白菜、ねぎなど段ボール2個分。
中でもまだ新潟ではあまり見かけない菜の花が嬉しかったです。
一人暮らしの頃は野菜や果物が送られてきても、早く食べないと、という焦燥感ばかりがかき立てられ、時に途方に暮れるほどでした。
しかし今は経済的なありがたさだけでなく、大切に育てられた野菜を料理する喜びを感じます。
子供が生まれてからかもしれませんが、野菜の切れ端ひとつにも「命」を感じるようになりました。
夕飯はフルにこれらの食材を使って、菜の花とあさりの炊き込みごはん。
「坦々麺」の麺の代わりに白菜を入れた坦々菜。しいたけ、葱、青菜などもここで大量に使いました。それとブロッコリーとジャガイモのバターしょうゆ炒め&菜の花とカニカマ、卵の炒め物。それぞれ少量ずつ作りました。
まさに「産地直送」で、虫も少しばかり一緒に来ていましたが、「千キロもよく旅してきたね」とこちらは春の陽気の中に放してやりました。
新潟市近郊はぐっと気温が上昇した一日。お陰で食卓も春らしくなりました。春
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春間近

今日の新潟市近辺は気温がぐっと上がり、春の気配を感じさせる一日でした。
車で銀行や買い物に出かけましたが、あちこちでベビーカーを押す赤ちゃん連れのお母さんに遭遇。雪が多く、なかなか子供連れには外出しづらい日々が続いていただけに、今日こそ、という感じでみんなが日光浴に繰り出した感じがしました。
年度末に近づき、あちこちで行われている道路工事の現場でも、車の誘導をして下さる方の表情が柔らかく、ドライバーへの会釈に笑顔がこぼれていました。
春はだれもが嬉しいものですが、雪国へのその訪れはことさらに、植物や人がみな一斉に歓喜の歌を歌っているような祝福の雰囲気に包まれます。
新潟も本当の春まで、あと何度雪が降るでしょうか。急に春めき、心弾む一日でした。
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節分

今日は節分。恵方巻きを作りました。
最近、子連れの買い物がなかなか大変で、宅配を利用し始めたのですが
あり合わせでなんとかなるだろうと、注文しておいたのはのりだけ。
冷蔵庫を開けてみたら、青菜やきゅうりまで切れていて
やむなくツナと玉ねぎとコーンのあえものを具にしました。
一本は卵にちぎったのりをくっつけて、干支の寅風にしてみましたが、家人の反応は「え?なに?」とイマイチ感が漂っていました。
今年の恵方は西南西。その方向に歳徳神(としとくじん)様がおられるそうです。
あすは春立つ日。
どっさりの雪に包まれている新潟ですが、春はもうすぐです。
浮き立つ心に願い事を呟きながら、「寅巻き」をかぶりつきました。とらまき
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七草

今日は人日(じんじつ)の節句、七草がゆを食べる日です。
七草ってなんだっけ?と家人に聞かれ
「セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ・・」と
全部言えた自分に驚きました。
小さいころ、祖母が繰り返し口にしていたのが
身についていたようです。
季節のこうした決まりごと、できれば大切にしたいのですが
スーパーに並べられた「七草セット」を買うのも
何となく情緒がない感じがし、かといってそれぞれ自分で
入手することもできないまま今日になってしまいました。
インターネットで「七草がゆ」のレシピを見ても
ほとんど、材料の欄に「七草セット」と書いてありますが
スーパーのセットを買うより仕方ないんでしょうか。
本当は前日にまな板にのせてお囃子を歌いながら包丁でたたき、
当日の朝、食べるものだそうですね。
朝はもう過ぎてしまいましたが、小松菜やホウレン草、菜の花など
あり合わせのもので、気持ちだけ味わおうと思います。
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