2010.09.14 Tuesday 15:25
なすのヘタを外そうとしたら、人差し指に激痛が走りました。
ヘタが生き物のようにぴたっと指に張り付いていて、虫?とあせって流水にあてましたが、痛みは引かず。食事を作り終え、食べ終えてもまだ痛いので、家人がネットで調べてくれました。
何か毒でもあるのかな、と思っていましたが、そもそもへたに小さなとげがあるのですね。
小さくて取りにくく、取れずに外科で切開した人のケースもネット上に出ていて、ちょっと焦って、抜きにかかりました。
そもそも肉眼で見えず、指の腹が直径2ミリほど白っぽくなっているので、かろうじてまだ刺さっていると判断できる次第。
ライターで焼いた針でつつきまわして、ようやく抜けたようなので、消毒液を振りかけておきました。
後で調べてみると、農家の方のご苦労が多いので、とげなし品種も研究されているとのこと。主婦歴の長い知人に何人か聞いたら、知らなかったという人もあり、へたは触らず最初に落とすという人もあり、でした。
しかしこの年になってくると、何年も触っていたなすにとげがあると知らなかったことがなんだか面白く、ちょっと笑えます。
こんな調子で、あらゆることを楽しんで受け止めたいと思いました。
ちなみになすは新鮮なほどとげがしっかりしているそうで、大変おいしかったです。新潟市近郊でとれたという米なすでした。
2010.09.05 Sunday 13:04
近隣で、今まで知らなかったスポットやお店などを見つけることを「青い鳥」と呼んでいます。
今回は新潟市のお隣、聖籠町で。
これまで通りかかる度に見かけるものの、特に寄ろうと思わなかった大きなスーパーに行きました。
大きなショッピングセンターのような施設で、大量に各地から仕入れ、大量に売りさばくタイプかと思いこんでいましたが、思いがけず、地場産の扱いがとても多く、素朴な雰囲気のスーパーでした。
聖籠町の果物もたくさん並び、しかもお値打ち。ちょっと立ち寄っただけでしたが、最近息子が味を覚えて大のお気に入りのブドウも買いました。
そして秀逸はフードコートの中のインドカレー。
前にフリーペーパーで存在は知っていたのですが、インドの方(?違っていたらすみません)がその場でナンをこねて焼いているような本格的なもの。
タンドリーチキンもスパイスがきき、カレーはやや日本人好みの味にしている感じが好ましく、なかなか食べられないお味でした。
地場産の多い商品、キッズルーム、フードコートに入ったおいしいお店。
ハートを感じるスーパーでした。
2010.08.28 Saturday 17:00
顎関節症だとわかって、1年ほどになります。
大学時代に、同じ部の先輩と後輩が顎関節症で、二人して「ハンバーガーが食べられない」と言っているのを聞いて、ふーんと思っていましたが、私も同じでした。
顎が開かない、関節や筋肉が痛むーなどの症状があります。
私も口は開かない方で、お寿司一貫をあーんと口に入れるのも顎関節がちょっと痛むのですが、ハンバーガーなど大きな食べ物はちぎって食べればいいし、そう不自由は感じていませんでした。しかし歯医者さんに行っても口が開かず、先生やスタッフに「もっと開けて」と時に苛立たしげな声を出されるので、自分だけ頑張りが足りないのだろうかと不思議に思っていました。
数年ほど前から寝ると頭痛がひどくなり、眠りたいのに寝ると具合が悪くなるという状況に。それが結婚して、歯科の領域が原因ではないかという家人の分析によりいい歯医者さんにかかって、ようやく顎関節症であり、寝ている間の頭痛もそれによるものだったとわかりました。
その先生によると、顎関節症による頭痛や肩こりなどはよくあるものの、原因がそれとわからないまま内科や精神科で対処療法的に薬をもらっている人も多いそうです。
その歯科でマウスピースを作ってもらい、寝ている間に口に入れておくと、頭痛は全くせず、よく眠れるようになりました。
顎関節症の根本治療をしている口腔外科は、新潟市近辺にもいくつかあるようです。もう少し状況がよくならないか、近日中にもう一度診てもらおうと思っています。
2010.08.24 Tuesday 04:49
アルバムの整理をしていたら、家人の驚異的な写真を見つけました。
おめかしした子供たちが整列している集合写真で、背景には「○○バイオリン教室発表会」
ピアノを習っていたのは聞いていましたが、バイオリンもとは知りませんでした。
聞けば小学校のころ、何年か習っていたとのこと。
この発表会が彼にとっての初めてのコンサートだったわけです。
本人いわく「合宿も行ったけど、顎が痛かった思い出しかない」
ピアノやチェロなどと違って、バイオリンはできるだけ習い始めが早い方がいいとも言われており、どこに才能があるか、たくさんの習い事をさせてもらったということのようです。
今の家人にはクラシック音楽の香りはみじんもしませんが、あらためて人に歴史あり、の言葉をかみしめた日常でした。
2010.08.19 Thursday 19:06
長崎在住の知人のブログに、今夏、さだまさしのコンサートに行ったことが書いてありました。
記事によれば、コンサートのMCの中で、長崎の精霊流しが話題になっていたそうです。
さださんの「グレープ」による同名のヒット曲にも出てきますが、精霊流しは長崎のお盆の行事です。初盆を迎えた故人の遺族が、亡くなった人の霊を精霊船に乗せて、にぎやかに流し場まで運んでいくといいます。
私はさださんの自伝的小説でその行事を知り、一度、この目で見たいと思っていたので、その記事が特に目を引いたのでした。
お盆にはその地域、それぞれの迎え方があります。地域文化や伝統行事が消えつつあると言われますが、人の心から死者を悼む気持ちがなくならない限り、こうしたならわしも残っていくのではないかと思います。
さださんは昨年父親を亡くし、今年精霊船を出したそうです。小説の美しい筆致に、長崎の街を運ばれていく魂を重ねて思いました。
2010.08.14 Saturday 15:10
夏の甲子園で、新潟県代表の新潟明訓高校が初戦を突破しました。
安定した投手陣、勢いのあった打線など勝因はいろいろあるのでしょうが、堂々とした戦いぶりが印象的でした。
駒大苫小牧高校が北海道に初めて優勝旗をもたらした翌年、南北海道のチームのレベルが急に上がったことを思い出しました。日常的に練習試合などで顔を合わせる近隣のチームの成長は特に著しかったように思います。
「刺激」という言葉で簡単に表現されますが、身近にある甲子園優勝チームから、良いところを積極的に学ぼうとし、また「甲子園優勝チームに対して○○ができた」というひとつ、ひとつが彼らの自信につながっている感じがしました。
新潟明訓に地力があったことはもちろんですが、昨年の日本文理の活躍が刺激になっているのではないかーそんな感想を持ちました。
失礼でないなら、新潟県勢にとって甲子園という場所が、今まで以上に「出場するところから、勝ちに行くところ」になってきたのではないでしょうか。
今後の試合も、楽しみにテレビで観戦したいと思います。
2010.07.29 Thursday 21:18
我が家のチビ怪獣(10カ月)は、私の財布からお札やカードを取り出すのが好きです。お札は何度もあわや破かれるかという憂き目に。
お札って確か、破れても交換してもらえるはずーと、今後の万一に備え、
国立印刷局のホームページを見ました。
Q&A形式の「よくある質問」に目当ての答えがありました。お札全体の3分の2以上残っている場合は、全額を日本銀行の本支店などで交換してもらえるようです。
ところでこのQ&Aは、お札の雑学がたくさん詰まっていて、とても面白く読みました。
硬貨に製造年が入っているのにお札にないのはどうしてか、お札の重さはどれくらいか、昔のお札を持っているが今でも使えるものはーなど。発行が停止されている明治18年発行の旧壱円券が今でも使えるのに驚きました。
子供のころは紙幣に触れる機会が少なく、学習教材などに載っているお札の基本知識などを読みながら、親から借りたお札をとても興味深く見たこともありましたが、ここ何年もじっくり見たことがありませんでした。
精巧なすかし、描かれている人物や風景などの絵。じっくり見るとあらためて印刷技術の素晴らしさを感じ、新鮮な感動があります。
2010.07.16 Friday 04:38
息子と一緒に21時過ぎに就寝し、朝4時に起きる生活をしていましたが、ここ最近1−2時ごろに目が覚め、朝方また眠くなるという状態が続いていました。
何か私、悩みがある?と自問自答しましたが、心当たりはなく。
不眠気味になった時期をたどってみると、ようやく理由がわかりました。
以前、この欄でも少し触れた「足裏シート」を利用し始めてからだったのです。
足のむくみ、疲れを取るために寝る前に貼るもので、「目覚めがすっきり」とうたわれています。
新潟市内のスーパーにもありますが、最近、家人が安くまとめ買いし、1年ぶりにまた使っていました。
1年たつと、箱のパッケージも変わり、商品名に「ニュー」までついていました。
疲労がたまって朝起きれない家人も、これを貼って寝ると朝6時にすっきり起床。
私の場合、21時に寝るので、もう「起きどき」とばかりに1−2時に目が覚めていたようです。
それにしてもここまで効果があるとは・・・恐るべし。貼らずに寝て、いつも通りの生活パターンに戻れました。
2010.07.14 Wednesday 02:47
日曜日に選挙が終わりました。
「審判」という言葉がふさわしい結果だったように思います。
ところで菅首相はサラリーマン家庭に育った人だとききました。
首相になった経緯や背景はともかくとして、いろいろな人が国のトップに立てることはいいことだ、と思います。
ひところ、議員の立候補に関し、世襲制限をしようとする動きが強まりました。
議員に占める圧倒的な二世議員の数を考えると、その動きはわからないでもありません。
しかし、二世でも優秀な人、得難い人材はいます。
必要なのは、地盤も看板もそして「カバン」もない人でも、志があれば立候補できる環境にすることではないでしょうか。
人材不足の産業は、必ず衰退するように思います。
幅広い人材を確保すれば、政治の世界ももっと活気が出るのではないだろうか、と日々のニュースを聞いています。
2010.07.05 Monday 08:38
折り込みチラシで、ルワンダのミュージシャン、ジャン・ポール・サンプトゥのコンサートが新発田市で開かれるのを知りました。
サンプトゥは名前しか知りませんが、ルワンダでアフリカのグラミー賞にあたる賞をもらったことがあるミュージシャンです。内戦で家族らを殺され、その悲しみから立ち上がった人であることは、以前新聞で読みました。今年は日本各地で音楽とダンスパフォーマンスのコンサートを開いているようです。
今回、チラシを見て、家族を殺したのが幼馴染であったことを知りました。その幼馴染を許すことでその状況から回復し、音楽界に復帰を果たしたーとチラシのプロフィールは伝えています。
ルワンダといえば、恥ずかしながら内戦と、ホテルの支配人が難民1200人余りを助けた実話がモデルとなっている映画「ホテル・ルワンダ」程度の知識しかありません。
現代日本からは想像もつかない内戦の残した傷跡、「許すことによって」立ち直ったサンプトゥの生きざまー一体、どんな音楽で表現されるのでしょうか。