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新潟県新潟市・新発田市の印刷会社・(株)福島印刷のブログです。

また断捨離

整理術を、執着を捨てて身軽になる生き方論にまで昇華した「断捨離」。
久しぶりにまたやりました。
今回はまずパソコンの中身。日々整理していればこんなことにはなりませんが、気付くとメールの削除済みアイテムが10000件に迫っていました。
おろそかになっていた文書のフォルダへの分類も一気に片付け、すっきりした気分です。
整理はまとめてやるのではなく、空いた隙間に、むしろ時間を決めてやるべき、と何かで読みました。細切れの時間を使って、一つずつ棚を片付け、数日でリビングの整理を終えました。
迷ったのは、コンサートのプログラム類です。最近はそう行く機会もないのでたくさんはありませんが、演奏の感動が喚起される気がして、数年前の何冊かを保存しています。
結局は残す方向へ。
「断捨離」は「メモリアル系」のものをある程度処分することを勧めています。
その意味では、まだまだ捨て切るのは難しそうです。
日々つれづれ日記
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走り続ける

新潟市内に住む知人のバンドが、ロックのCDを全国発売しました。
そのバンドは、「VANDAL KILLER」と言います。
メンバーはいずれも30代の社会人で、知人も二人の子持ち。働きながら休日を合わせて週に一度スタジオを借り、練習を重ねています。
新潟のその世界では知られた存在だそうですが、今回は参加しているSNSがきっかけでレコード会社の関係者の目にとまり、発売に至ったそう。
知人も仕事の合間をぬって、ラジオ局に収録に行ったり、CDショップに営業に走ったりと忙しくしています。
家庭や仕事との時間のやりくりも大変なのかもしれませんが、当人によると音楽性をぶつけ合い、一曲を完成するまでのせめぎ合いの方がエネルギーを使うといいます。趣味などという言葉では表現しきれません。
知人を突き動かすのは、初代のヴォーカルである、亡くなった友人の存在でもあるといいます。「友人が伝えたかったことを受け継いで表現し続ける」‐いくつになっても熱く常に走り続ける彼を、同世代の人間として頼もしく思います。
日々つれづれ日記
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節電実験

新潟県では13日、「節電実験」が行われました。
東北電力では、大震災の影響で、供給能力が被災前の3分の2の水準になっていると言われます。
夏の需要期を見据え、大規模な計画停電を避けるために、産業界、家庭ともに自主的に節電に取り組むトライアルです。
電力使用の集中する17−19時に節電を心がけようというもの。
生産ラインを止めた企業や、照明を大幅にカットした小売店などもあるようです。
家庭では電子レンジや炊飯器などの電気機器の使用を控える、暖房を一度下げる、不要な照明を消すなどが呼びかけられていました。
我が家ではもともと、17時前に夕食の下ごしらえを終えてしまうので、あまり大きく生活を変える必要はありませんでした。
ただ意識してみると、そう暗くもないのに反射的に照明をつけてしまっていることもあり、反省する機会になりました。
大規模な停電は、経済活動に大きく影響するだけでなく、本当に必要としている人や場所からも電気を奪うことがあります。
さまざまな英知と努力で、この状況を前向きに乗り切ることができればと思います。
日々つれづれ日記
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上棟

建築中の自宅で上棟が行われました。
春になり、日柄がよかったようで、町のあちこちで上棟の光景が見られました。
上棟というと、小さいころ近所で家が建つ度に「餅まき」が行われるのが楽しみでした。
今と違って、お餅といえば正月に食べるものだったので、そうでない時期に食べられるのが子供心にも嬉しかったです。今思えば口コミで日時が伝えられていたようですが、たくさんの人が拾いに来ていました。小銭も投げられました。調べてみると、全国各地の風習のようで、在来工法でない、いわゆる「棟」を上げない家でも行われる場合があるようです。
とはいえ最近は簡素化されているそうで、特にハウスメーカー主導の建築では包み物なども一切しない場合が多いとか。
私のところも、工務店の方に「何もしなくていいですよ」と言われましたが、気持ちばかり職人さんにお酒等を用意して持ち帰ってもらいました。
折しも余震が頻発し、新潟市近郊でも震度4−5弱を観測することもあるこのごろ。
携わられる方々が安全に、無事に工事が進むことを祈りたいと思います。
日々つれづれ日記
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緊急告知ラジオ

緊急告知FMラジオを買いました。
地震後に発行された自治体の広報で紹介されるまで、そのようなものがあることも知りませんでした。
電源がオフであっても、緊急地震速報のほか、各種警報、災害時などの情報がコミュニティFMなどから配信されます。
効果に賛否が聞かれる緊急地震速報ですが、テレビで速報が流れると、たとえ揺れが来るまで数十秒ほどであっても、子供の安全を確保するなど心構えができるので、我が家では有効です。
このラジオは普段は電源コードを使いますが、停電時には自動的にLEDライトが点灯し、充電池で作動します。
普段は地域FMだけですが、普通のラジオ放送を聞くことができます。
東日本大震災の余震で、新潟市近辺も震度3−4を観測したばかり。リビングの一角にこのラジオを置いてほっと安心する半面、使う機会ができるだけないことを祈っています。
日々つれづれ日記
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品薄に思う

東日本大震災以来の品薄が、徐々に解消されてきました。
まだまだ被災地では十分でないようですが、新潟市近辺では、スーパーの棚に商品が戻ってきています。
今回の品薄にはいろいろなことを考えさせられました。
多くの日本人が、ほしいものが買えなくなる日が来るなど、思ってもみなかったのではないでしょうか。
首都圏の計画停電の影響を受けているもののほか、いまだに品薄が続く商品の中には、工場が被災したケースも多くあるようです。
紙おむつを捨てるときに止めるテープ部分や納豆の容器など、工場の生産がまだ回復せず品薄につながっているものが、新聞で報じられていました。
当たり前のことですが、例えば食品であれば、生産者がいて、加工する人がいて、容器を生産する人もいるー私たちの生活がいかに多くの産業とそれに携わる人たちに支えられているか、ということを実感しました。
商品が補充されないままの空いた棚を見ると、この品物がたどってくる道のりを思い、そこに生きる人たちの暮らしが早く元通りになるように願います。
日々つれづれ日記
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暖房談義

北海道にいたころ、冬になると、頻繁に風邪をひいていました。
5年ほどたったときに知人にその話をすると、「夜ずっと暖房つけていればいいじゃないの。そういう人けっこういるよ」とのこと。
西日本で育った私は、寒くても夜は暖房を消すものだと思っていたので、衝撃でした。
その知人は東京出身でしたが、旭川出身の友人も家にいるときはずっと暖房をオン。暖房をつけて眠れば確かに風邪は引きませんが、朝まで罪悪感が残ります。
新潟市近辺に住む知人に聞くと、就寝中は暖房を切るという声が大半。家人も、実家の自室は時に氷点下だったといいます。
ただ小さい子供のいる家庭では、地域に関係なく、一晩つけっぱなしという声も。ネット上で「質問」し、意見を求めている人も多数いました。
我が家は明け方近くまで家人が仕事をしていることもあって、結果的につけていることが多いのですが、子供の体温調節機能を考えると、あまり暖かくしすぎない方がいいようです。寝る前に切って、明け方にタイマーでオンするーというのが落とし所でしょうか。
節電に一層心がけるべき世の中、耐えるだけでなく、うまい工夫を探していきたいものです。
日々つれづれ日記
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水の旅

水道水をめぐる問題が連日、報道されています。
新潟市近辺は今のところ、差し迫った事態ではないようですが、各種ホームページで、近隣の水質状況を把握するようにしています。
この水がどこから来ているものなのかーあらためて考えてみると、無頓着に水を使っていたことに気付かされました。
私の実家は子供のころ、台所などでも井戸水を利用していて、冬は温かく、夏は冷たく、水を「生き物」と感じていました。それが実家を離れてからは、水道水をもっと人工的なものにとらえるようになっていました。
しかし今回の件で、この水が○○水系から○○川を流れ、ここに至るーと水の旅をたどってみると、あらためて水が自然の恵みであることに気付かされます。
流域の自然、人々の暮らし、そういったものもこの水はみんな知っているように感じます。そう思うと、水道水から際限なく流れ出る水を、少しも無駄にはできないという気がします。
大震災、そしてそれ以来の生活の変化に、あらためて私たちの暮らしが自然の豊かな恩恵にあずかってきたことを気付かされています。
日々つれづれ日記
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節電

新潟市近辺を含む東北電力管内は、まだ計画停電が実施されていません。
スーパーも官公庁も事業所も、もちろん個人レベルでも、節電の努力が実っていることも一因かと思います。
今回の件をきっかけに見直してみると、我が家にも節電の余地はまだまだありました。
大人だけならともかく乳幼児がいるので、暖房を全面カットというわけにはいきませんが、厚着をさせれば設定温度はかなり下げることができます。照明も要不要を気にするようになりました。
主には暖房と照明が節電に効果を上げるようですが、IHコンロ使用なので料理も省力化しています。
炊飯ジャーは一度に2、3食分炊いて、電源をオフ。食べる直前にレンジで温めます。煮物は途中まで加熱し、布や新聞紙でくるんで余熱を利用すれば十分な仕上がり。鍋を保温できるカバーを作ろうかと考えています。知っていても特に実行しなかったこれまでの生活を反省しました。
被災された方のことを考えるとあまりに悠長な話かもしれません。
しかし、今回の地震は、生活を見直すたくさんの示唆に富んでいるように感じます。
日々つれづれ日記
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避難所

新潟市近辺には福島原発近辺を中心に、連日多くの方が避難してこられています。
町内会を通じて市から連絡があり、避難所で毛布やタオル、トイレットペーパーなどの寄付を受け付けているとのこと。早速準備をして届けました。
施設に着くと、家族連れもお年寄りも、たくさんの人が寄付する品物を持って受付へ向かっていました。
いわゆる買いだめ現象はこの近辺でも起きていて、一時消耗品が品薄になったとも聞いていましたが、トイレットペーパーやボックスティッシュもたくさん届けられていました。
受付の市役所の人も、一人一人に深々を礼をし、心のこもった対応でした。
施設の外の遊具は、避難してこられた方でしょうか、いつも以上に多くの子供たちが遊んでいました。
遠く、福島の山々を望むこの町で、少しでも避難してこられた方々が心穏やかな時を過ごされることを祈りたいと思います。
日々つれづれ日記
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