2011.08.04 Thursday 22:56
フライパンを買いました。
子供のころに読んだ料理関係の本に、ドイツでは娘が結婚するときに鉄のフライパンをプレゼントし、娘はそれを生涯使うーということが書いてありました。
鉄のフライパンは手入れによって長持ちさせることができ、また鉄分が料理に移ることも長所です。いつかは私も生涯使えるフライパンを、とその時思いました。
が、実際はなかなか気に入るフライパンに出合えず、ついつい手入れが楽なテフロンのものに頼り切っていました。しかしテフロンははがれると買い替えざるをえません。
捨てて買い替えるのがなんとも罪悪感を刺激し、ネットで夜な夜なフライパンを選んでいました。
選んだものは、料理好きのサイトなどでも話題で、しかしはやりものではなく、また価格的にもほどほどというもの。届いたフライパンは柄もしっかりしていて、少々重くはありますが、使い心地が良さそうです。
捨てずに長持ちするものを選んで買うーこれが最近のテーマです。
2011.08.03 Wednesday 00:18
中国人ピアニスト、ハオチェン・チャンのコンサートが10月、新発田市市民文化会館で行われます。
リリースを目にしたときは、少々驚きました。調べてみると、地方都市を中心に日本ツアーを展開するようです。
ハオチェン・チャンは、ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで辻井伸行さんと同時優勝しました。1990年生まれーまだ20代はじめ、笑顔にあどけなささえ残る若手中の若手です。
ネット等でラヴェルの「夜のガスパール」の演奏を聞いただけですが、「熟達」という言葉が頭に浮かびました。
ユンディ・リやランランの次世代として、早くから期待の声が高かったピアニスト。これからビッグになっていくであろう演奏家に出会えるのが、地方都市のコンサート」をめぐる楽しみのひとつだという気がします。
2011.07.31 Sunday 23:04
新潟市近辺の市民農園で開かれるジャガイモ掘りのイベントに、家族で参加しました。
少し前に、義父母の作っている畑でジャガイモ掘りをしたときは、息子だけが土に触れ、私は娘の子守をしていました。内心、久々に私も掘りたいなあと思っていたのですが、思いがけず実現することになりました。
雨あがりの畑は、水分を多分に含み、とても掘りやすい状態でした。
係の方がくわで耕してくださり、手で掘っていきます。
もう終わりかな、と思いながら土を探るとまた出てくる、イモ掘りの楽しさを味わいました。
息子は体力がついてきているので、家の中で遊んでいるだけでは物足りなかったようです。スコップを手にあちらこちらを歩きまわり、ジャガイモの入った重いかごを抱えようとしてみたり、置いてある秤を触ってみたりと文字通り満喫していました。
今日は義父がトウモロコシも少し収穫しました。生で少しかじらせてもらうとみずみずしさが口の中に広がり、贅沢な気分を味わいました。
2011.07.22 Friday 13:56
義父母が借りている市民農園へ、ジャガイモ掘りに行きました。
新潟市近郊のこの農園は、山のふもとにあり、周囲は田んぼのみ。
今日は猛暑が一転涼しくなり、風が吹き荒れていました。
いつもは庭の土いじりが楽しい息子ですが、暑すぎたり、娘に手がかかったりと、思う存分土に親しませたことがまだありません。
土の中から出てくるジャガイモに、おーおー!!と歓声を上げ、小さいくわを貸してもらってそこらじゅうを掘っていました。
私が幼稚園に通っていたころ、敷地の隣でサツマイモを育てていて、秋になると掘らせてもらった記憶があります。しかしごく少ない量だったので、あっというまに終わってしまって、残念だったことを思い出しました。
今回は義父母がうねひとつ分、体験用に取っておいてくれたので、息子は引き抜く楽しみも思う存分味わうことができました。
観葉植物もうっかり枯らせてしまう私には、見事に実った畑がまぶしかったです。
やっぱり家庭菜園に挑戦しよう、と決意を新たにしました。
2011.07.06 Wednesday 02:57
引っ越しをする度に、運送業者さんのプロの技に頭が下がります。
一体、どうしたらそんなに軽々持ちあげられるのか、と圧倒されることばかり。
家人の仕事の道具が満載の我が家は、どんなに断捨離をしても、標準より荷物が多い家庭です。
毎回気をつけてはいますが、もう少し、荷物を減らしたり、分散したりして、運ぶ人が少しでも楽になる努力をすれば良かったと反省しきりでした。
業者の中にはやっておられるところもあるのかもしれませんが、引っ越しの契約をしたときに、顧客に荷造りのポイントを指南する配布物などいただけるとよいのに、と思います。
箱に入りきらない調理家電やしょうゆ、ワインなど瓶のたぐいなど、どうやって荷造りするのが親切なのか、いろいろ試行錯誤しましたが、業者の方の助けになっているのかよくわかりません。
今回の引っ越し業者さんもまた、一人一人の作業員さんの感じがよく、手際良く進めてくださいました。
汗でほとんど色の変わったTシャツ姿の作業員さんに、感謝合掌でした。
2011.07.05 Tuesday 23:49
引っ越し当日を迎えました。
どんなに段取りよく準備を進めても、搬出直前まで使う、掃除用具や調理用具などのの梱包で、どうしても当日は慌ただしくなります。
分類好きの私には、最後の最後になって、雑多にダンボールにモノを詰め込むのがどうも性に合わず、何とか改善できないかいろいろ考えました。しかし大抵の場合、使えるダンボールは残り少なくなっていて、なかなか難しい。運び出し直前まで使うもの=すぐ使うものと考えて、むしろとりまとめることに落ち着きました。ダンボールにも「すぐ使うもの」と書き、行方が分からなくなると困るものは、個別に箱に書きだしておきます。そうすると、引っ越し直後に、あれがない、これがないと慌てふためくことがなくなります。
そのほかはさみ、ふきん、掃除用具、トイレットペーパーなど、新居ですぐに必要なものを取りまとめておくとすごく楽に引っ越しが進みます。
これで人生最後の引っ越し・・になるかはわかりませんが、ひとまずその日中に台所、リビング、玄関までは全部片付きました。
明日からも片付け&カスタマイズの日々がしばらく続きます。
2011.07.02 Saturday 21:23
乳腺炎になったらしく、ちょっとした熱が出て、節々が痛んでいました。
しばらく引っ越し準備になんだかんだと続き、自慢の体力にも黄色信号が灯ったようです。
こういうと訝しがられますが、体調を崩したときは・・笑います。
笑いの効用についての科学的な研究成果もあるようですが、感覚として、笑っていればいいことが起きる、と感じています。
まず芸達者な家人に、何か芸を頼むと、いろいろやってくれます。
一発芸であることが多いのですが、ゲラゲラと笑うと気持ちがよくなります。
次に息子に「笑ってよ」と頼むと、1歳10か月の彼も頑張って「あっはっは」と言ってくれます。
これで心が温まります。
薬をもらうために病院へ行きました。家人と子供たちは車で待っていましたが、待ち時間が長くなり、息子は待合室へやってきました。
愛想のいい息子は、看護師さんやほかの患者の方にニコニコ手を振り、あちらこちらでほめられてご満悦。
薬を飲めば治るという、医師の言葉も大きかったのでしょうが、病院を出るころにはすっかり痛みが和らいで楽しい気分になっていました。
つまづきに見えることも日常にはありますが、ユーモアの力を借りながらやり過ごしていきたいものです。
2011.07.01 Friday 00:17
引っ越しまであと5日となりました。
どちらかというと、引っ越し準備を始めると一気に片付けてしまいたくなり、日々の生活に支障をきたす、というパターンが多いので、今回はぐっと我慢していました。そろそろ食器や消耗品類も荷造りができるので、うれしいです。
収納をイメージしながらの先日来の片付けの中で、つい消耗品を多く常備しすぎることが、スペースを奪っていると痛感しました。
よく食品、生活雑貨のいずれも、使用中のもの+ひとつでいいと言われますが、しばらく使いきれないほどの量があるものも。子供が小さいとすぐ買いに出られないかもしれないと思ったからですが、山奥の不便なところに住んでいるわけでもなし、全く不要な常備だったと感じています。
取り出しやすくするには、引き出しの中などを細かくトレイやプラケースなどで区切りますが、コツはあまり細かく分類しないことだと思います。分類が覚えられないと却って日々のイライラにつながります。入れる内容や置く高さによって中が見えないもの、見えるものなど容器も工夫します。
そんなわけで、今回はひとつひとつの収納を見つめ直す作業に十分時間を割くことができました。明日からはスパートをかけて、最後の片付けを進めていこうと思います。
2011.06.26 Sunday 12:01
引っ越し準備も佳境に入ってきました。
全部片付けてしまうと生活に支障をきたすので、今は新居の収納を具体的にイメージし、分類を見直し、荷造りを手直しする、という作業をしています。
生活の中には、収納にかかわる些細なストレスが必ずあるものです。
ストレスというほど、自覚のないものであることが多いのですが、これを解決していくと生活がまったく変わります。
例えば、重なり合って取り出しにくい文具、探しにくい書類など。
使う頻度を考慮し、使うシチュエーションを想定して、置き場所、収納の仕方を見直すと、とても気持ちがよく、またモノも輝き始める感じがします。
あまり出番のなかったガラスの小さな器が、輪ゴムの収納にちょうど良かったり、事務机にいまひとつ合わなかった小物入れが、クローゼットで活躍したり。
その小さな喜びを積み重ねています。
収納を検証してみると、いつの間にか無駄に増えてしまっているものにも気付きます。断捨離をしなくても、必要な分だけを持って、気持ちのいい生活を送れるようになりたいものです。
2011.06.23 Thursday 06:54
約2週間後に引っ越しが迫り、準備を本格化させています。
引っ越しは私が堂々と主張する特技のひとつです。
アパートから今の一戸建てに引っ越したときも、翌日にはほぼすべての片付けを終えていました。
コツは特に目新しいことではなく、新居での片付けに時間がかからないよう荷造りする、ということです。
引っ越し日が迫ると、つい段ボールにあれもこれもと放り込んで、とりあえず行ってから考えようと思いがちですが、そこを頑張ってかなり厳密に荷造りします。
処分するものはもちろんのこと、本ならほとんど並べる順番に、雑貨なら収納用品も一緒に段ボールに入れます。
収納ではものに「住所を与えること」が大切だとよく言われます。
行ってみないと住所が定まらないものもありますが、極力新居の細部までイメージをして収納計画を立てると、引っ越しもスムーズに進むと思います。