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新潟県新潟市・新発田市の印刷会社・(株)福島印刷のブログです。

シャボン玉

帰省したとき、同じく少しだけ帰って来た姉夫婦に、子供たちがシャボン玉をもらいました。
早速やりたがる子供たちに、私はなぜか、離れの自室にいる祖母を訪ねて、その部屋の縁側でやらせてもらうよう提案しました。
縁側でキャッキャッと言いながらシャボン玉をやっている子供たちを見ながら、祖母は「シャボン玉」の歌を歌っていました。
新潟に戻ってきて、子供たちとまたシャボン玉をやりながら、ぼんやりとそのときのことを振り返り、自分も子供のころ、祖母の部屋の縁側でシャボン玉をやっていたことを思い出しました。
その記憶が自覚しないところであったので、子供たちにそう提案したのかもしれません。
私は子供たちが祖母の部屋を去ったあとでも、「シャボン玉」をうたっている声が聞こえてきました。
30年の時を経て、つながるシャボン玉の思い出です。
日々つれづれ日記
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あたたかい思い出

帰省の旅では、子供たちがたくさんの善意をいただきました。
サービスエリアで、レジのおばさんに「うちの孫と同じくらいね!」と言って、お菓子をサービスしていただいたり。
トイレに立ち寄ってジュースを買ったコンビニでは、「待ってて!」とレジのおばさんがどこかへ行って、シールをおまけしてくれたり。
子供のおかげで、あたたかい出会いがいつもたくさんあります。
ところでこのシール。トイレに連れて行ったのが息子だけだったので、戦隊ものの小さなシールが15枚くらい貼られているものを台紙ごといただきました。
息子はこれが性格で、はがすことなく、眺めて楽しんでいたのですが、次にサービスエリアでトイレに行くときに、うらやましがっていた娘に貸してやっていました。
戻ってくると、娘はさっさと全部はがしてしまい、自分の指にひとつずつ貼って喜んでいました。
しばし呆然としていた息子ですが、「なおちゃんかなしくないから!もとに戻せるから!」と言って、一枚ずつまた元の台紙に貼り直していました。
そんな小さな出来事に笑いながら、長い長い帰省の旅を無事終えることができました。
日々つれづれ日記
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東大寺へ

帰省の旅の帰り道、奈良へ寄り、何年かぶりに、東大寺に行きました。
記憶がおぼろげですが、たぶん中学以来です。
子供たちは間近に見る鹿に大喜び。
販売されている鹿せんべいを求めたところ、さすが鹿さんたちはよく知っていて、受け取るか受け取らないかというときに、猛然と何頭かが集まってきました。
コートのポケットに鼻を突っ込む鹿さんあり。
カバンの隙間に鼻を突っ込む鹿さんあり。
鹿せんべいどころか手ごと食べかねない勢いでした。
大仏さまも拝観しました。
子供たちはあまりの縮尺の違いに、却って感動がなかったようですが、娘は「おっきいね!おっきいね!」と言っていました。
中学時代は、万一通れなかったら恥ずかしいと思って柱くぐりをしませんでした。
今回は大学生とおぼしき方々も挑戦していたのでやりたかったのですが、やはり勇気がなく見送り。楽しそうにくぐる子供たちが少しだけうらやましかったです。
日々つれづれ日記
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凧揚げ

実家の田んぼで凧揚げをしました。
これは、今回帰省するにあたり、ぜひやりたいと思っていたことです。
私が子供の頃、正月になると親族で集まって、いとこたちと田んぼで凧揚げをしたのですが、年上のいとこたちが上手に揚げられるのに、私は全然できなくて、残念だった思い出があります。
新潟でも大凧揚げのイベントなどはあるようですが、今迄はやったことがありませんでした。
正月でもないので、ネット通販で昔ながらのデザインの凧を買いました。
ちょうどよい風が吹いていたので、力いっぱい走ると、凧が揚がりました。
3歳の息子も一生懸命走って、凧を揚げることができました。
驚いたのは古希の母。母が走っているのは初めて見たかもしれません。
父は畑で野菜の手入れをしながら、風をみて「今じゃ!」などと言っていました。
北風の吹いている正月に凧を揚げるというのは、必然性があることなのかもしれない、などと思いました。風を感じながら体を動かす、いい遊びなだぁと改めて思いました。
子供の頃、凧は順番にやっているうちに壊れたり、飛んでいってしまったりということもありましたが、今回は無事に終わりました。新潟でも広い空を探してやってみたいと思います。
日々つれづれ日記
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帰省

新潟から千キロを走って山口へ帰省しました。
子供が小さいと荷物が多いので、今回も自家用車です。
前は夕方早い時間に出発して、子供が寝る夜中にひたすら走り、お昼前に着く・・・という行程でした。
しかし、大阪近郊の渋滞を抜けてほっとする岡山の後半と広島あたりでもう眠くて眠くて仕方ありません。
今回は行きも帰りも、途中で一泊することにしました。
行きは滋賀県で泊まりました。
これだと、朝早めに出て、15時過ぎに余裕を持って到着。
次の日も、これまでと比較するととても楽に山口まで走ることができました。
子供はポータブルのDVDで幼児番組を見たり、お気に入りのCDを聞いたり、飽きてくるとサービスエリアでジュースを飲ませたりで、何とか持ちこたえました。
子供もやはり、長距離を走り慣れているという感じがします。
山口は春めいていて、日本の長さを感じます。
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ひな祭り

ひな祭りです。
近くのスーパーに行ったら、かなりお年を召した女性が、ハマグリだけを買い物かごに入れてレジに並んでおられるのが目につきました。
良縁を結ぶというハマグリ。どなたの幸せを祈ってのことなのだろう、などと想像しました。
ちなみに我が家は昨日チラシを見て、スーパーに行きましたが、国産のハマグリのあまりのお高さに、家人があっさり「いらないんじゃない」と一言。
食べたいか、食べたくないか、で判断したもようです。
夕方、義父母と一緒にケーキを食べてひな祭りをお祝いしました。
息子に「元気に成長するためのおまつり」と説明したところ、「ワッショイはいつやるの」と非常に訝しそうでした。
そしてしきりに「ケーキまた食べようね」と言って寝ました。
日々つれづれ日記
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本の整理

今日は書棚の整理をしました。
子供の本も増えてきたので、自分のもともと持っている本を見直して、不要なものを処分する、というわけです。
普段は県外の古書店に段ボールで送ります。
まとまった量であれば、着払いで受け取ってくれる上、本を大切に扱っている雰囲気なのが気に入っている古書店です。
古くても専門書などは比較的高価で買い取ってもらえました。
しかし今回は量が少ない上、その店で扱っていないマンガも含まれていたので、手近なチェーンのショップに持ち込みました。
買い取りできないと言われたものも中にはあり、持ち帰るかどうかを聞かれましたが、迷った末に置いてきました。
処分されるものは、その場でガターンと大きなスペースに投げ入れられていて、これは少々胸が痛かったです。
借りられるものは借りて、無駄なものは持たずに。
捨てる痛みを味わうと、必ず決意することです。
日々つれづれ日記
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この定着ぶりは

幼稚園で渡された入園の際に用意するものというリストの中に、思い切り商品名が載っていて、その定着ぶりが面白くもおかしくもありました。
新潟近辺では多くの家庭にあると思われる三角パッケージ入りのポリエチレンの袋です。
食品の保存にも使えるのが特徴で、その他ものを保存したり、処分する際にごみ袋代わりに使ったり。
故郷山口はもちろん、東京でも北海道でも見たことはありませんでした。新潟に移ってきて最初のころに、義母に便利だから買うとよい、と勧められて知りました。
ほとんどのスーパーやホームセンターに置いてあり、価格も手頃。
訪問先でお茶菓子をいただいたときなど、帰り際にさっとこの袋が出てきて、持ち帰るように勧められるのもよくあることです。
これだけ定着しているので、新潟か北陸の会社の製品かと思いきやこれが東京。
それも意外に思います。
手頃過ぎて、石油製品であるにも関わらず、つい簡単に使ったり捨てたりしてしまいそうで、そこは注意していますが、なぜこんなに定着しているのか。
その物語がいつも気になります。
日々つれづれ日記
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教育費

幼稚園の入園グッズを作る延長で、ついでに子供用のエプロンも縫いました。
量販雑貨店で買ったものもあるのですが、特に娘には丈が長すぎるのが気になっていました。
ネットに載っている作り方を見てできそうではあったのですが、初めて市販の型紙を買ってみました。価格は500円ほど。
作り方と切って使える型紙が2パターン入っていました。
それを見ていて、中学や高校での家庭科の授業のことを思い出しました。
ショートパンツや袋類など、いずれも市販の型紙を使った記憶があります。
そのころはとにかく裁縫関係が嫌で嫌で仕方なかったので、ただ面白くない思いが先走っていて、恥ずかしながらそのひとつひとつにお金がかかっていることに思い至らなかった気がします。
先日行われた幼稚園の説明会では、教材費をお支払いして「おどうぐばこ」をもらってきました。カラーのペンや工作関係の道具などたくさんの持ち物に記名しながら、私もこうしてたくさんの物を与えられ、それによって勉強することができたのだと神妙な気持ちになりました。
日々つれづれ日記
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少雪

今年はエアポケットのように雪が少ない新潟市近郊です。
大雪の予報が伝えられる度に身構えますが、あまり降らずに拍子抜けということが続いています。
この週末も、土曜日に朝早くから出かける用事がありました。
暴風雪警報が出ていたので、朝は雪かきか、と思いましたが、夜もあまり降る気配がなく。
朝になっても数センチというところで、拍子抜けするようなうれしいような気持ちで出かけました。
昨年秋に腰を痛めたので、雪かきはないに越したことがないのですが、少し寂しいような複雑な気持ちです。
最近は、空模様で、降りそうかそうでないか、気配がわかるようになってきたように思います。
7年暮らしていた北海道とは当然、気候も雪質も違うのですが、新潟に来て5年目となり、少しはこの土地に馴染んだということなのでしょうか。
雪の予報はしばらく続いています。
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