2013.08.10 Saturday 23:07
きょうは新潟市近郊の郊外に義父母が借りている市民農園へ行きました。
子どもが毎日家にいる夏休み。
きょうは何を。。と思いましたが、それを見越してか誘ってもらいました。
何事にも器用な義父は野菜作りも例外でなく、かぼちゃはごろごろ。枝豆もしっかり豆がつき、ミョウガや胡瓜、茄子も。
たくさん収穫して帰ってきて、お湯にかかったあと、お昼ご飯を食べて帰ってきました。
子どもは早々にお昼寝。
これで一日終わったーという感じです。
毎日、どうやって有り余る子どものエネルギーをそらそうか、と最初は思っていましたが、私の実家への帰省に始まり、意外とその後も小さな日々のイベントが続いて、あっという間にお盆を迎えています。
2013.08.09 Friday 23:08
七月下旬に帰省するにあたり、これでは梅干しの土用干しの時期を逃してしまう、と思っていたのですが、何と新潟の梅雨開け宣言は戻ってきた8月はじめ。それから数日はまだ天気がぐずついていたので、それから干し始めました。
ちょうどご近所でも同じように、梅が庭に並び始めました。
ざるに並べて庭に干すと、何とも言えないいい香り。
昨日の夕立は気をつけていて事前に室内に入れましたが、梅雨開けしたという割に雨の多い天気。明日で3日目だったのですが、新潟市近郊の天気予報は雨で、干せそうもありません。
梅雨開け後はしばらくしっかり晴れるので、先人の知恵は土用干しを生み出したのだと認識していますが、近年の天候変動でなかなかその通りはいかないようです。
土用干しとは、土用のころに干すという意味で、梅干し以外にも、書籍や衣類、稲作でも使われる言葉ですが、お米の方はどうなのだろうと、気づかっています。
2013.08.03 Saturday 05:42
特に大きなイベントごとをすることもなく、実家滞在も終了です。
若いころは田舎のしがらみが嫌で(今思えば感情的に嫌だったのではなく、観念的に嫌だと思っていたのかもしれませんが)、都会へ出ることしか考えていませんでしたが、どこへ行っても知り合いに会い、目の前に広がる豊かな自然に触れていると、なぜこの価値が分からなかったのだろうと思います。
懐かしい訛をあちらこちらで聞いていると、故郷で生きていく選択をなぜしなかったのだろうとも思いますが、それは無い物ねだりというものかもしれません。
レジャー施設にもプールにも行かなくても、子どもは私の父が扱う草刈り機を珍しく観察し、庭の水道で水遊びを楽しんでいました。
夏に帰省したことはもうしばらくなかったので、季節の花や景色も、いつもと違って楽しめました。
またいつもの生活に帰っていきたいと思います。
2013.07.30 Tuesday 21:04
先日の大雨被害の全容がわかってきました。
テレビのニュースで、よく知っている場所が濁流にのまれ、泥をかぶっている様子に心を痛めています。
線路も大きく損害を受け、観光の目玉であるSLも当分は走れないようです。
被害の大きかった地域の中には、林檎の南限にあたる大きな生産地がありましたが、こちらも大きな影響を受けたということでした。
萩、津和野は特に、観光地としても著名なところ。
早くも風評被害を避けようと、被害の少なかった地域からは、「問題ないから来て」というアピールがなされ、テレビでも取り上げられていました。
次に帰るころには、物も人の心も復旧が進んでいますように、と、そんなことを思っています。
2013.07.28 Sunday 23:12
帰省中の山口は大雨に見舞われています。
幸い、実家の周辺は大事に至ることがなく、落雷の影響か、無線LANのルーターが壊れてインターネットができなくなった程度。
電器屋さんに走る間も、浸水箇所は見当たりませんでした。
停電もしましたが、夜明けだったこともあり、カセットコンロで鍋をあたため、懐中電灯で照らせば、そう不自由なことはありませんでした。
今回は山口でも北側の島根県境に近い方の被害が大きかったのですが、市街地でも低地は浸水があった模様。飲食関係の友人がFacebookに、何とか難を免れていつも通りに業務を行えたように書き込んでいました。
山口は昔から災害が少ないところ言われ、私も自分の子ども時代に洪水や地震の大きな被害にあった記憶はほとんどありません。
それだけにニュースの映像に衝撃を受け、被害が大きくならないことを祈っています。
2013.07.25 Thursday 23:15
山口へ車で帰省の旅に出ています。
いつもは北陸道を上って福井、滋賀を抜け、関西を走り、山陽道を通ります。
今回は初めて、福井県の小浜へ出て、若狭から兵庫へ抜けるルートを通りました。大阪の渋滞にかからないというのがメリットです。
福井の海側はほとんど行ったことがなく、車窓から見る海の景色はとても美しいものでした。しかし何と言っても原発関連の看板が目につくというのが、正直なところです。
ところで舞鶴若狭道をお昼にさしかかりました。どこかSAで食事でもと思っていましたが、PAばかり。それも自動販売機とトイレくらいです。
義母がたくさんおやつは持たせてくれていましたが、お腹が空いた息子は後ろで不穏な様子。空腹が我慢できない娘が寝ていたのは幸いでした。
六人部(むとべ)というPAでようやく軽食コーナーがありました。初めての道はいろいろなハプニングがありつつも、それが旅の楽しみです。
2013.07.20 Saturday 22:36
新潟市で開催中のサーカスへ行きました。
新潟へ移ってきたときにも、サーカスのテントを見ました。
それ以来、新潟にはサーカス文化がある、と感じています。
私の周囲で、新潟に生まれ育った人の多くが、子どものころによくサーカスに行っていたと言います。
私は西日本の出身で、サーカスのCMを見た記憶はありますが、一度も見たことはありません。そんなにサーカスの観覧が一般的なことではなかったようにも思います。
何となく怖いようなイメージを、子ども心に持っていたサーカスですが、大人の今見ると、とてもエキサイティングで楽しかったです。
空中ブランコや空中大車輪、オートバイショーなど、あっという間の2時間でした。
もっとも2歳と3歳の子どもには、意味の分からないアトラクションもあったようで、若干飽き気味の時間もありましたが、よく最後までもったように思います。
いろいろなドラマがありそうなサーカスの舞台裏。今更ながら未知の世界を覗いたようで、楽しい夏の始まりでした。
2013.07.16 Tuesday 21:27
今時の住宅なので、むやみに虫が入ってくるということはありません。
その分、こどもも、家の中で遭遇する虫に免疫がないようにも思います。
蜘蛛の一匹、本の間によくいる・・・あれは何と言うのでしょう、平べったい感じの虫一匹でも見かけると、「むしさんがいたー!」と大騒ぎ。
先日は一日私が留守にしている間に、小さな壊れた隙間から進入したのか、ぬか入れが蛾の天国になっていて、ふたを開けた途端に、飛び立つ十数匹。。
しかし、一匹、一匹確保して、みんな外へ出しました。
ところで蚊は刺す、そのときにお口についた唾液でかゆくなる、という説明はしているのですが、娘の方はまだあまりわかっていないらしく、網戸を開けっ放しにしているのをとがめたら「むしさんがこんにちはーってくる?」
今日もヤブ蚊が一匹家の中に入ってきたしまっていたのですが、「あしにとまっているよー!」と喜んでいました。
有無を言わせず、バチッとやることはなく、極力家の外へ出すようにしているのですが、蚊が入って来たときはなかなか思案のしどころです。
2013.07.10 Wednesday 22:28
近所のご婦人に「ミズ」をいただきました。
山菜の一種で、なぜかご自宅にたくさん繁っています。
茹でて刻んだものをいただきました。感謝!
別の近所のお宅にはコシアブラが生えていましたが、山菜ってそういうものなのでしょうか。
山菜というと、あくが強いものが多いので、何に使ったらよいかな、と思ったのですが、お勧め通り、まず塩炒めにしました。
あくはほとんど気にならず、しゃっきりして、多少粘りが残っている感じです。
これなら料理を選ばなそうだ、ということで、塩でもんでうどんのトッピングにもしました。
植物としての強さを持っているものを食べれば、人間の肉体にも強さが反映される、と聞きます。もしそうであるなら、なおさら、あれだけ豊かに繁るミズ、食べていると健康になれるのかもしれません。
ほかにお勧めは塩昆布と混ぜること、と聞いたので、それもやってみようと思います。
2013.07.06 Saturday 23:59
以前、この欄で書いたかどうか。
山口県の言葉で「幸せます」という言葉がありますが、これが方言だと知ったのは、一年ほど前だったように思います。
記憶にあるのは、母が電話で何事かを人に依頼するのに、「こうこうこうしていただけると幸せます」と言っている風景です。普通に使う言葉だと思っていました。
仕事用でフランクな挨拶文の原稿を書いていたのを家人が目に留めて、これは何だ、ということから確認したら方言だと分かりました。
この言葉を、数日前の読売新聞が取り上げていました。
一面のコラムで、「言霊」に関する話題の中でした。
「幸せ」という言葉には面はゆいものがあるけれども、「幸せます」なら言いやすい。
クールビズ実施中の役所か何かの方々が、「幸せます」とプリントされたTシャツを着ているというニュースに触れたものでした。
故郷の言葉をこんな形で目にすると、嬉しく思います。
「幸せます」。あえて日常で使いたくなりました。