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新潟県新潟市・新発田市の印刷会社・(株)福島印刷のブログです。
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言葉に戯れる

12月3日「新たに」で書きましたが、歌誌の編集・校正作業に関わるようになりました。
このうち、校正は、専門に勉強したことはありませんが、比較的得意分野です。
制限時間が数時間単位に緊迫していると悠長なことは言っていられませんが、この作業の場合、一晩〜二晩は猶予があるので、辞書で確認し、へー、こんな意味があったのかーなどと言いながら進めていきます。
ところでずいぶん昔の話ですが、小学校時代の担任の先生が、毎日漢字を何字かノートに書き、成り立ちや用法などをまとめる宿題を出していました。
これは本当にいい宿題だったと思います。
お陰で用法を、漢字の成り立ちや意味から考える習慣がつきました。
短歌の歌誌というのは、私が主に触れている新聞や雑誌の用語とは大きく違い、新たな言葉を知る機会が多いのもうれしいことです。
校正で誤りを見つけるときは、その箇所に「ニオイがする」という感覚があります。もちろん嗅覚ではなく、勘の範囲ですが。
SEの家人は、何か問題がありそうなプログラムの箇所について、この「ニオイがする」という感覚がわかると言います。
常にその分野の情報に触れていることによって、磨かれる感覚なのかもしれません。
日々つれづれ日記
author : fukushima-p | - | -