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新潟県新潟市・新発田市の印刷会社・(株)福島印刷のブログです。
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供花

何年か前から、仏壇やお墓に供えるお花にバリエーションが出てきたように思います。
多くは日本の場合、供花=仏花であり、主に和ギクを中心とした花々でしたが、近年はスプレーギクを始めとした洋風ギクのほか、バラやカーネーションなどもよく墓地などで見かけます。
故人が好きだったお花を供えるのもまたよし、という風潮に加え、和室の減少、仏壇のインテリア化、洋風化など生活様式の変化も一因だと、花売りの人に聞いたことがあります。従来の和ギクを中心としたいかにも「仏花」は、日常的に家にあるには辛気臭く感じる人もいる、とも聞きました。
私は墓参に行くときは、墓地にしっくりくる気がしてほぼ仏花のセットを選びますが、そうこだわりはなく、時々、目についた季節のきれいな花を買うこともあります。
そんなことを考えながら、先日の主人の祖母の命日には、芍薬をお供えしました。濃いピンクというか、紫というか、鮮やかでとてもきれいです。写真でしか知りませんが、華やかで芸事がとても好きだったという主人の祖母に、「立てば芍薬」のイメージで飾ってみました。供花も先祖との会話のように思うと、ちょっと楽しみが増します。
日々つれづれ日記
author : fukushima-p | - | -